少年マガジンＫＣ 金田一少年の事件簿２０周年記念シリーズ 〈１〉

天樹征丸/さとうふみや

講談社（2012/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 186p／高さ 18cm
• 商品コード 9784063846973
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

「昭和の街並み」を再現したかのような山深き村、“仁久井村”で、「ヒトクイ」の兇気が連続殺人をひき起こす！！

中学時代の同級生、緑川繭に誘われてハジメと美雪が訪れたのは、「昭和の街並み」を再現したかのような山深き村、“仁久井村”。しかし、郷愁を誘うなつかしい風景とはうらはらに、村には凶悪な悪意がひそんでいた。滞在1日目の夜に、村の唯一の出入り口である吊り橋が消失。それは「人喰い研究所」に巣食う「ヒトクイ」が引き起こす連続殺人の前触れに過ぎなかった‥‥。

【著者紹介】
(さとう　ふみや)　１９９１年、｢カーリ！｣で第４６回週刊少年マガジン新人漫画賞受賞。１９９２年より週刊少年マガジンで『金田一少年の事件簿』を連載、大ヒットとなる。ミステリィ漫画ブームを巻き起こした本作品は、第１９回講談社漫画賞(１９９５年)を受賞。他の代表作に、２００１年より２００５年まで連載した『探偵学園Ｑ』などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[PSV]

この事件は殺人だ　犯人は巧妙な心理トリックで不可能を可能にしてみせたんだ　　俺は必ずこの謎を解き明かしてみせる！！　　ジッチャンの　名にかけて！　　★★★☆☆　　もう久しぶりに金田一が見れただけで満足です。事件とか、割とどうでもよかったり。

2012/07/09

[まりもん]

中学時代の友人である繭の出した問題も気になるけれど、繭のお父さんが残したメールの内容も気になる。そして犯人は誰ってところで続くって。気になるんですけど。

2012/06/17

[華里]

このところ、夏頃に読み切りや上下巻で発売していたので、てっきり今回もそうかと思っていたら、続く、って•••••あら、通常連載なんですか。おとなしく2巻を待ちます。それにしても２０年もやっているんですね。20年もやっているけど、あまり絵はお上手にならないですよね（苦笑）　味があるということかしら。２体目の死体のデッサンの狂いっぷりは久しぶりに驚きました。

2012/06/22

[陸抗]

【再読】金田一と美雪の、中学時代の友人繭に呼ばれて山奥の仁久井村へ。村への入り口が吊り橋だけとか、孤立前提の舞台設定に苦笑してしまった。繭の父のある発見と父の死が、今回の事件が起きるきっかけになったみたい。過去に触れられ怯える人達は、今回もろくなことしてないパターンかな。

2021/06/20

[たべもも]

★★★★☆。中学の同級生･繭が所長を勤める研究所で起きた連続殺人を解明する。繭の父のﾀﾞｲｲﾝｸﾞﾒｯｾｰｼﾞ、死の間際にしては長文じゃないか?と気になる所はありつつ面白かったです。繭が金田一に出題した謎の答えも気になる。

2015/02/16