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出版社内容情報
日本一のソープ街「吉原」編、ついに収録！！全国津々浦々の色街を巡る、独り身会社員のたそがれ風俗叙情詩。
エロくて生々しくてちょっぴり温かい、風俗叙情物語！！ 32歳。彼女なし独身。中堅商社勤務。そんな主人公・山下貴大の趣味は風俗通い。出張先の繁華街で様々な風俗を体験し、“嬢”と触れ合います。
33歳。彼女なし独身。中堅商社勤務。そんな主人公・山下貴大の唯一の趣味は、風俗通い。宝山寺、高円寺、歌舞伎町、吉原、川崎堀之内、八重垣新地、渋谷‥。男と女と「金」がある限り、生まれる「愛」と「業」。男なら誰もが夢見るあのプレイに手を出したかと思えば、初風俗や彼女のことを思い出し、ちょっぴりセンチな気分になったり。そんなエロくて、生々しくて、ちょっぴり温かい、たそがれ風俗叙情詩。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
38
電車の中で読むのはなんですが、そんなにやらしいこともなく、マイナーな風俗の場所がわかってうれしい。なんか自分をみるような主人公でなかなかいいのではないかと。一人で風俗も行けるし、外食もできる自分がえらいと思った。でもお金ないから風俗行けないんだけど。2017/09/16
まゆにゃ
9
あっさり薄口記憶に残らないという印象が巻を重ねる度に強くなっていく。結局の所全国のこれだけの地域を紹介している割にはその地域の特色がほとんど紹介できていないからなんじゃないかなあ、という気が。風俗に行ったときの方が賢者タイムでの虚しさが強いというのはなんとなくわかるような気はする。2015/05/04
田仲
8
重版っていうから買ってみた。ん〜もっと風俗嬢の内面が溢れてたら面白かったけど、あっさりしててなんだかガッカリ。こうしてお金で性が解消できる男性って、有る意味大変だと思う。お金かかりそうだしね。彼女いるのにソープ大好きだった先輩を思い出す。主人公みたいな人、いっぱいいるんだろうね。2015/05/03
pochi
6
マイナーな地名が増えてきたけど、その土地ならではの特色を生かし切れていないような気がする。それでも叙情的な描写は良くできているかと。 相変わらず女性の顔が同じで書き分けれていないなー。他、裏表紙の風俗嬢の体型がほどよくだらしなくリアルなのは感心しました。2015/09/20
nadaha
5
元カノと会う話に非常にダメージを受けた。未練があるとかどうとかじゃなくて、その時の傷がトラウマになってるんだよな。答え合わせをしたいけど、相手はもう過去の事だからどうだっていいと思ってる。そんなことにこだわってる自分がみじめだし、そういう気持ちの捌け口として風俗は適しているのかもしれない。案外、パートナーの有無にかかわらず孤独を埋めるために使っている人のほうが多いんじゃないかって気もしてきた。ていうか全国津々浦々、大小さまざまな色町が残ってるんやなぁ。奈良の宝山寺門前町とか近くに住んでたけど知らんかった。2016/06/04
