- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 ヤングマガジンKC
出版社内容情報
歴史の真実を解き明かす本格戦国コミック、待望の第三部!!
歴史の真実を解き明かす本格戦国コミック、待望の第三部!!
時は天正十年、京・本能寺で勃発した日本史上最大の事件”本能寺の変”‥‥そこで何があったのか!? そして仙石権兵衛秀久の”歴史的大失敗”と”不屈の挽回劇”とは!?
宮下英樹が満を持して描く”乱世の終焉”と”新時代の幕開け”!! 立身出世を遂げた仙石権兵衛秀久が、そして乱世に生きるすべての人間が、いまだかつて誰も体験したことのない”天下一統”の時代へと今、踏み出す‥‥!!
合戦に夢を馳せ、乱世に愛されし男・織田信長は、気高き生涯の終わりに何を見たか――!? 誰もが恐れ、そして憧れた信長に訪れる終焉‥‥。史料の記述から浮かび上がる“本能寺の変”を完全実録!!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
43
『敵の御座すは本能寺に候』。ついに訪れた運命の時、高笑いと共に炎の中に消える信長。金柑頭……『金色の頭脳』明智光秀。二部の寸評を借りるなら『最も信長に愛された、歴史上最も謎多き男』ということだが、確かに同時代人にこの思考は理解し得ないし現代人でさえ受け入れがたい。有名な『時は今雨が下しる五月かな』という句を『下が天となり天が下となる政に候』『天主を戴かざる民の法』と解釈しているところが作者の異能を感じさせる。かつて光秀を見出した細川藤孝でさえ理解を示せず『信長よりも恐ろしい』と涙を流すところが物悲しい。2014/08/09
急いで突厥
25
島に行っている間に発刊された巻。 本能寺の変の巻。2013/09/11
国士舘大学そっくりおじさん・寺
23
本能寺の変!その模様が詳細に再現。ドラマではよく夜のイメージだが、夏の未明から早朝の襲撃。変後の京の様子も興味深い。光秀の前例の無い国家建設。それにしてもさよなら信長。この漫画の信長のもたらす緊張感が好きでした。さあ秀吉がどうなって行くのかがこれから楽しみである。例え知っていてもワクワクする。2013/07/15
向ヒ兎
11
この表紙の晴れやかな表情と、戦国乱世、下克上を堪能しきった!ってセリフは宮下版信長らしいなぁと。一兵卒の様に弓引く姿は血肉沸いてる感じが、孫の面倒みて終える人生の人じゃないよな〜とよく分かった。光秀の国作り構想は、この人頭賢過ぎる。キルゾーンから民主主義の概念まで、宮下版光秀はカッコ良すぎてこの後の三日天下になってしまうのが残念なくらい。早く続き読みたい!2013/07/12
ha-g1
10
本能寺の変。第六天魔王、逝く。下克上に始まり、下克上によって人生の幕を下ろす。まさに戦国時代の象徴たる人物でした。だが時代はまだまだ続く。明智の無謀が策謀へと姿を変えていく様と、各地に散る名だたる武将の目覚めが間近に迫る。次巻も待ち遠しくて仕方ない!2013/07/20