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内容説明
耕介は伊吹と別れて愛羽と付き合い、代わりに伊吹の秘書として一生勤め上げる―伊吹が耕介に持ちかけた、そんなハーレム計画。耕介は迷いながらも、二人のどちらかを不幸にしないで済むその提案に乗ることにする。そして耕介は愛羽に気持ちを伝えるが、急に別れたという二人を怪しく思い、愛羽は告白を信じてはくれない。想いが本当であることを信じてもらうため、愛羽の母親に頼んで、彼女との同棲を認めてもらう耕介。はじめは戸惑う愛羽だったが、同棲の中で耕介の真摯な様子を見て、次第にその態度を変えていく。疑似恋愛から始まった恋の物語は、どんな結末を迎えるのか―。ビッチ×オタクの学園ラブコメ、感動のフィナーレ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
13
個人的にはハーレムエンドを望んだものの、実際は最後はきちんと愛羽と結婚までした結末には納得できました。ヒロイン達の中で、九重紫月だけ秘めたる思いが耕介には知られることなく物語は終わるのかと思いきや、風の噂という便利なもので伝わっていた点は九重紫月派の読書も溜飲は下がったのではないかと思います。また、東雲伊吹の結婚式上のイラストや耕介とのやり取りは東雲伊吹の読書の好感度上昇になったと思います。とはいえ、結局のところ愛羽以外のヒロインは残念な結末でしたが、読後感は爽やかでした。2017/11/24
ジャックン
6
三年と二ヶ月。十巻をもって遂に完結。確かに長かった。シャルテよりも年下だったのにいつの間にか耕介たちよりも年上に。これから先、僕は何を癒しに生きていけばいいんだ?() そう思えるくらいにどのヒロインも良い娘で可愛かった! さて、最終巻はみんな幸せなハーレム計画という某矢吹先生の作品で聞いたような結末を目指して奮闘する話でしたね。ハッピーエンドに向けてちょっと無理のあるところもあったけど、無事に辿りついてくれてよかったし、最後まで面白かった! でも、もうこの作品に続きは無いだなんて辛いかも。赤福先生→2017/10/29
真白優樹
3
伊吹の提案に耕介が乗り、それを信じられない愛羽と同棲を始める最終巻。―――踏み出して。最後に残った大切な一歩。前巻までで舞台はもう既に整っている為、最後の一歩をお互いを分かり合う事で詰め、愛羽の抱える問題も清算し、未来へと辿り着く今巻。文字通り最後の集大成、彼等は彼等なりの関係の結実を迎え、辿り着いた未来。ここまで来るまで色々あったし寄り道も迷走もした。だからこそ、迷いもがいた果てに掴んだ結末は幸せに満ち溢れる。きっと彼等の未来ははこれからも今まで通り、でも幸せに満ちた日々。 辿り着いた未来に祝福を。2017/10/01
かーず
2
1巻読んでる時点で何となくこの子かなとは思ったけど、一番結ばれて欲しかった͡娘が結ばれないとせつないな2017/11/23
ショコラ
0
★★★★☆