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出版社内容情報
「行くのなら、私も一緒に」ダメ教師とエリート少女。歪みを抱えたふたりが、人類の敵に立ち向かう――！約二百年前。星喰いと呼ばれる化物によって、人類は絶滅の危機に追い込まれた。そして星喰いと戦うため、人類が生み出したのが錬金術である。かつて世界に七人しかいない達人の一人――最高の錬金術師だった少年・三森慧は、現在は全ての名誉を失った最低の錬金術師として、学校の教師をしていた。そんな彼のもとに、エリート錬金術師の少女・久住悠里が入学してくる。慧は彼女とともに、最近頻発する星喰い異常発生事件の調査にあたることになるが……。
「生徒に尊敬されるのは、教師が最初にしなきゃいけない仕事だ」
在りし日に人類最強の立場を裏切った少年は、いま孤高の天才少女をどう導くのか――!? 凸凹師弟が綴る学園異能バトルアクション！
望月 唯一［モチヅキ タダヒト］
蒼咲 ゆきな［アオサキ ユキナ］
内容説明
約二百年前。星喰いと呼ばれる化物によって、人類は絶滅の危機に追い込まれた。そして星喰いと戦うため、人類が生み出したのが錬金術である。かつて世界に七人しかいない達人の一人―最高の錬金術師だった少年・三森慧は、現在は全ての名誉を失った最低の錬金術師として、学校の教師をしていた。そんな彼のもとに、エリート錬金術師の少女・久住悠里が入学してくる。慧は彼女とともに、最近頻発する星喰い異常発生事件の調査にあたることになるが…。「生徒に尊敬されるのは、教師が最初にしなきゃいけない仕事だ」在りし日に人類最強の立場を裏切った少年は、いま孤高の天才少女をどう導くのか―！？凸凹師弟が綴る学園異能バトルアクション！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nawade
10
★★★★☆ 人類最強の立場を裏切った錬金術師の教師が孤高の天才少女を導く凸凹師弟が綴る学園異能バトルアクション。乱れ飛ぶセクハラトークに彩られたカジュアルな装いながらも、実は中身はかなりシリアスな内容。人類の裏切り者として侮蔑・嘲笑される立場にたたされながらも、守りたいものは何なのか？という主人公の熱い想いと覚悟が見所。出版社からもエロいとこ枠で紹介されていたが、どうして、そんな紹介になったんだ！？ミルクティーつゆだくが妙にツボった。2016/12/02
真白優樹
9
かつて最強の錬金術師だった少年がエリートの少女と出会い、始まる物語。―――例え何を背負っても、君に託したい夢がある。例え侮蔑されても、嘲笑されても貫きたいものがある、託したい願いがある。少年の願いに触れた少女は少年が背負う絶望を晴らす為に、前に進む事を決意する。うん、最高である。最高に面白い。確かに目新しさはそんなに無いかもしれない。だけど丁寧に、それこそ円環のように完成した世界はそれだけで面白い。少年を取り巻く世界の闇の中、差し込む一筋の光。その光は果たして闇を晴らせるのか。 次巻も楽しみである。2016/12/06
村人
9
かつて世界を裏切った英雄と才能に溢れる少女による教師×生徒 バトルアクション。女性に対する下心を隠すことなくさらけ出す教師のキャラもいいけど、あの飄々とした性格からの掛け合いが抜群に面白かった。世界を裏切った英雄にまつわる明かされていない真相の一端も世の不条理が絡まっていてグッとくる。結構好みの作品だから次巻の刊行も期待。あと悠里ちゃんのキャラが変わりすぎてクソ可愛い。2016/12/05
彼方
7
星喰いという化物により人類は絶滅の危機に追い込まれ、人知れずに世界を救い一人で裏切りの汚名を被った英雄の教師モノ。息を吸うようにセクハラするけど大一番ではイケメンな主人公にもう。しょうがないですねヒロインとデビュー作を思いだし非常に好み。少し悠里がチョロすぎて心情をもっと読みたかったり、大きいスケールに反して駆け足気味部分はあるものの、自身の人生と向き合う放つ必殺技や錬金術の特性など上手く重なって作者さんの持ち味を活かした王道作品となっておりました。しかし、次巻で打ちきりなのだよなぁ…とりあえず読もう…。2018/04/15
バッセ
7
表紙の女の子につられて手に取った一冊。いわゆる今どきの流行、テンプレもの。自分は最近こういうジャンル読んでないので新鮮でした。世界観とキャラの掛け合いが面白く、主人公とヒロインが師弟関係というのがとてもよかった。ただヒロインがちょろすぎ、展開がわかりやすい気がしてけど満足です。次巻もたのしみ。2017/07/21
