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出版社内容情報
鏡 貴也[カガミ タカヤ]
著・文・その他
山本 ヤマト[ヤマモト ヤマト]
イラスト
内容説明
『もしも明日、世界が終わるなら、あなたはなにをしますか?』世界が滅亡する、その直前の時。一瀬グレンと、その仲間たちは、みなで決めた。世界が終わってしまわないように、できるかぎり抗ってみよう、と―。その決意のもとで、真昼の誘いに乗り『帝ノ鬼』を裏切ることを決める。しかしその瞬間から、『帝ノ鬼』の軍勢が襲いかかってくる。かつての仲間、クラスメイトたちを手にかけながら、グレンたちは抗う。世界を破滅へと導く流れに―。一方その頃、「運命の子」が百夜孤児院へと連れられていた。そして世界は、破滅へと導かれる―!大人気学園呪術ファンタジー第7巻!ついに、破滅の唄が、鳴り響く―!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
45
グレンの罪と罰が明かされる衝撃の第六弾。世界を救うための死闘に挑んだグレン達に、残酷な現実が迫る話。う、うわぁ。衝撃的過ぎて、正直言葉になりません。あれだけ必死に戦ったグレンも、裏で動いていた真昼も、柊家次期当主の暮人も、この物語のただの脇役に過ぎず、ただ運命に弄ばれただけとか余りに救いがなさ過ぎて本当ツラい。絶対にハッピーエンドにはならない事が分かっていたとはいえ、ここまで救いの無い結末になるとか誰が想像出来たよ。グレンも真昼も悲し過ぎる… 物語はまだ続くみたいだけど、果たしてどうなるのか。次巻早く。2016/12/04
よっち
32
世界が滅亡するその直前。一瀬グレンとその仲間たちは真昼の誘いに乗り帝ノ鬼を裏切ることを決める。しかしその瞬間から帝ノ鬼の軍勢が襲いかかってくる第七弾。世界が滅亡する直前に勃発した内乱。真昼に会うべく帝ノ鬼の猛攻から逃げ続ける展開でしたけど、様々な事実が明らかになってゆく中で、一人かなり先行していたように思えていた真昼の覚悟やその立場が明らかになって、その叶えたかったささやかな願いを知ってちょっと泣きそうになってしまいました。コミックの流れともいろいろ繋がって前日譚でどこまで描かれるのか、次巻も楽しみです。2016/12/02
優@低浮上
27
これこそ、まさに驚きの事実って感じかな?漫画でちらっと、出てきたけどここまで詳しくは書いてなかったしね。真昼は最後まで真昼だったな~。ノ夜も可愛いし。四鎌童二(あってるな?)のイケメン見てみたいな~。グレンとか、シノアとか昔から変わんないね。2016/12/03
ツバサ
20
遂に破滅へ。やっとこさ破滅に辿り着いたけど、ここからどう話を続けるのか気になる。真昼の良い子だったアピールはもうすぐ前の巻でやっておくべきだと思いました。2016/12/05
サクジツ
16
一瀬グレン、16歳。世界滅亡の物語。16歳でこんなに決断を下し、仲間の命を背負うグレン、それが最善策とわかっていながらも仲間を見捨てられず涙するグレン。やっぱりこういうグレンの方が人間味があってとても好き。やっと世界滅亡までの経緯がわかり、滅亡後の世界、それに真昼、暮人含めた帝ノ鬼はどうなったのか。ウイルスが充満した世界で大人はどう生き残ったのか。グレンはどうやって終わりのセラフをコントロールしたのか。世界は滅亡したのにまだまだ続きが気になる。2016/12/15