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出版社内容情報
愛と命、犠牲とエゴ。秘められた心臓をめぐる物語!!
人工臓器の開発が進んだ世界で、世間から身を隠すように暮らすシャルトー姉弟。8年前に研究所を追われた美しい姉・オルガが作る人工心臓は、革新的なものだった。
黒い思惑から逃れ、移植手術を秘密裡に行うオルガとニト。
だが二人が抱える大きな謎に追手が迫り――!? 愛と命、犠牲とエゴ。秘められた心臓をめぐる物語!
人工臓器の開発が進んだ世界で、世間から身を隠すように暮らすシャルトー姉弟。8年前に研究所を追われた美しい姉・オルガが作る人工心臓は、革新的なものだった。黒い思惑から逃れ、移植手術を秘密裡に行うオルガとニト。だが二人が抱える大きな謎に追手が迫り――!? 愛と命、犠牲とエゴ。秘められた心臓をめぐる物語!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絹恵
25
心が宿る器官はまだ科学的に証明出来ず、私自身の結論も出せてはいないけれど、心臓が思い出を記憶するならば、人工心臓が感じるものに唯一性を見い出せるのだろうかと思います。私の心臓はあなたのもの、あなたの心臓は私の心臓、そんな鎖で縛り合いながら息づく心臓とエゴが満たされた鉛の心臓のいったいどちらが幸福だろうか。2014/09/23
ガーガー
24
『死なない体なんて怖いよ』byマナ。医学の進歩により衰えた肉体と人工の医療機械を取り替えて長生きできる時代?死ぬのは怖いけど、死なないのも怖いよね…。2015/10/14
chi.
15
人工臓器が使用される世界。オルガの作った人工心臓は光が飛んでいて綺麗だと思った。ニトのオルガに対する執着、マナとお母さんの関係から思い出されるニトの過去、突然現れたシマ、オルガの知り合いだったミーシャ等々…今後どう展開されていくのかが気になる。「僕の心臓は姉さんのものなのに」このセリフは何を意味するのだろう。2016/08/01
白黒杏仁
8
最後のページまで?を抱えたままの読了。弟の姉へ依存が時々、恐怖を感じるレベル。全員が全員、人間らしく行動しているように見えるが人形劇のような印象も受ける。姉弟の謎はちらつかされただけなので続きは気になる。マナには立派なパン職人になって欲しい。マナがお気に入り。2016/01/02
ワダマコト
7
医学の進歩によって人工心臓が普及した世界。臓器の生成が可能になった一方で貧困層は自分の心臓を売りさばくという手段も出現した。人工物はあくまで人工物であるから機会的な限界がある。バッテリーだ。まだまだ適合するドナーの心臓を受け入れるほうがロングタームで見たときのリスクは低い。そんな時代の話・・・なんだけど科学的バックグラウンドはゼロに等しいので人工心臓というキーワードを元に生命についてのストーリーを構築したといったところでしょうか。2015/01/21
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- 西鶴文反古 岩波文庫