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出版社内容情報
かつて愛した親友は僕を憎んで生きていた……。帝都編と現代編がリンクし、ソラトの前に広がる風景とは!?
ロマン華やぐ時代。手に謎の刻印を持つソラトは、神近男爵家で引き起こされたワルプルギスの夜によって、親友の我藍・清ら・ノヱラを失った。そして、全ての元凶・神近男爵に復讐を誓い、レイスを従える。我藍の遺児・乃々羽を男爵の手の者から守るため時空を超越し、現代にたどり着いたソラトを待ち受けるのは、ソラトを憎み絶望のふちへ落とそうと画策するかつての親友の姿だった。
悪魔の痕跡を追って、たどり着いた電波塔「ジグラド」セレモニーで、ソラトが見たのは……我藍!? 自分が殺めたはずの親友の登場にとまどうソラトを我藍は次々とワナにかける……。徐々に自分のもとを離れていく仲間たちに、ソラトは!? 絶体絶命の黒魔術ファンタジー第5巻!!
【著者紹介】
1987年「別冊花とゆめ」秋の号
『夏服のエリー』(白泉社)でデビュー。
代表作に『天使禁猟区』『伯爵カインシリーズ』
『人形宮廷楽団』(すべて白泉社)など。
美しく退廃的な世界観と
稀代のエンターテイメント性を
併せ持った作品の数々で、多くのファンを持つ。
現在はARIAにて『異域之鬼』を連載中!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
福猫
11
何だか…話が混沌としてきたというか…。レイスお前は一体何を考えているんだ!!と叫びたくなる。ま、腹黒さにかけてはNo1なので、又どこかで敵も味方もなく裏切るような気もするが。あれだけ父を拒否していた我藍がここへきて、父に従順。なんてことホントはありえないような気もするので、我藍の行動にもまだ何か謎が隠されていそうだし…。取りあえず、もうしばらく様子見して、1巻から読み直ししないとな~。読み返したら、違った“何か”が見えてくるかも。2013/02/02
十六夜(いざよい)
10
悪魔の痕跡を追って、たどり着いた電波塔「ジグラド」セレモニーで、ソラトが見たのは…我藍!? 自分が殺めたはずの親友の登場にとまどうソラトを我藍は次々とワナにかける。徐々に自分のもとを離れていく仲間たちにソラトは!? 絶体絶命の黒魔術ファンタジー第5巻!!2016/05/18
ako
10
今後こうなるんじゃないか?こういうことなんじゃないか?という予想さえ出来ない展開ばかり。だからただ単に読んでるだけの状態。読者は置いてけぼり。少しずつ謎は解明されてきましたが解明されても納得のいく感じではなく、ここでは「そういうもの」として黙認するしかないというか…2015/01/09
チョコろん
2
著者の描きたいことを詰め込んだらこうなってしまいました……的な作品。白泉社の作品は伏線だらけでもついていけたのになぁ。あとがきでの著者曰く、「見ての通り佳境になってきました」…、そうなの?!それは知らなんだ。。で、話の感想。十愛は悪くなかったね。むしろ筋が通っていたよ。瑞華が極度の百合でしたって結末。エツロウは不死の体でも手に入れたんでしょうか。清らの復活のために男爵に魂を売る、報われない愛の深さが悲しい。各キャラの目的がバラバラな状態だと思うので、どうまとめていくか期待。2013/04/13
moyu
2
登場人物&ストーリー紹介でネタバレをされた気分。十愛がかなり重要人物になりつつある。ただのエツロウ好きのアイドルだと思ってたのに。てことは、乃々羽の中の魂は? 神近親子登場ってことはクライマックス近し?2012/12/08