出版社内容情報
選手に愛されるなでしこジャパン監督の独白ＦＩＦＡランク５位の日本女子サッカー代表＝なでしこジャパン。世界王者を目指すなでしこの監督がもつ、女子選手の意欲を高める秘訣がここにある！
内容説明
なでしこジャパンはなぜ強い？日本の女性の長所とは？女性が１００％の力を発揮したくなる組織とは？女子ワールドカップで世界一を狙う現役監督が、その秘密を解き明かす。
目次
第１章 はじまりは、アクシデント
第２章 ひたむきさとは、「できる」と信じる心
第３章 最高の仲間たちと
第４章 新しい力
第５章 世界がたたえる「なでしこ力」
第６章 横から目線
第７章 歩々是道場
第８章 なでしこたちから学ぶこと
第９章 則夫力
第１０章 金メダルの重み
第１１章 なでしこの未来
著者等紹介
佐々木則夫［ササキノリオ］
１９５８年５月２４日生まれ。山形県出身。帝京高校３年次に主将としてインターハイ優勝。日本高校選抜主将。明治大学卒業後、日本電信電話公社に入社。ＮＴＴ関東サッカー部（現・大宮アルディージャ）でプレー。現役引退後、同チームのコーチ、監督、ナショナルトレセンコーチなどを経て、２００６年、なでしこジャパンコーチに、２００７年、なでしこジャパン監督に就任。北京オリンピック４位、東アジア女子選手権２連覇、アジア大会優勝、女子ワールドカップ２０１１ドイツ大会出場権獲得などの成績を収め、２０１０年、ＦＩＦＡ年間最優秀監督賞女子部問の候補１０人にノミネートされる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
88
この本、なでしこが優勝したW杯の前に書かれた本なんですよね。有言実行なのがすごい。。2021/09/05
ひめか*
21
部活動をしていた時、モチベーションを上げるために読んだ。「私にはできると自分を信じる心」試合中いつ何時もポジティブに、絶対諦めないという意思は見習うべきところ。「仲間同士の絆」補欠の選手も皆心一つに戦っている。監督が指図して動くより、選手自らがチームを作り上げている。「選手が成長するかどうかは技術や知識でなく、決意が本物かどうかで決まる」成長したいと思うなら、努力を惜しまず練習し続ける。目標に向かって日々努力していくことこそ、勝利を勝ち取る秘訣であり、それをしてきたから、なでしこは勝利を得たのだと思った。2014/03/03
almeida
17
佐々木監督すごい！こういう方は、女性の上司に本当に向いていると思う。世の男性の方々には、ぜひ参考にしていただきたいです。 「なでしこジャパンは、いつだってよく笑う。」 ワールドカップ決勝のPK前のシーンが思いだされます。 「肩書きは部下を守るためにある。」 こういう上司の元で働きたいです。2012/05/03
ジョニーウォーカー
15
本当に鳥肌の立つ試合だった。ＰＫ直前の円陣、佐々木監督の笑顔を見ていたら、なぜだか急に泣けてきた。監督と選手たちがこれまで辿ってきた道のりや、どれほど強い絆で結ばれているのかが手に取るようにわかる、いい笑顔だった。「成功の反対は失敗ではなく“やらないこと”だ」「肩書は部下を守るためにある」あの大偉業を見せつけられた後では、一つひとつの言葉の重みも違う。なにより凄いのは、W杯出場を決めた試合直後に彼が記者に語ったこの言葉だ。「なでしこジャパンの選手たちは、世界のチャンピオンを目指しています」。2011/08/07
みんと
13
技術面、精神面でなでしこを支え続けた佐々木監督の熱い思いが伝わる。 佐々木監督流11の心得というのが良い。 責任、情熱、誠実さ、忍耐、論理的分析思考、勇気、知識、謙虚さ、パーソナリティー、コミュニケーションの1項目でもゼロがあれば指導者の資質はない。というものだが、確かに全てを全うしているのだろう。 屈辱の北京五輪からW杯優勝、ロンドン五輪銀メダルと快挙を成し遂げるまでには技術面、メンタル面共に厳しい指導があったはずだ。 佐々木監督の続投も決定したし、今後が更に楽しみである。2012/09/29
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