- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 水木しげる漫画大全集
出版社内容情報
水木 しげる[ミズキ シゲル]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
29
貸本版の『鬼太郎』は、数奇な運命を辿る。当初『鬼太郎夜話』は兎月書房の怪奇専門誌で始まるのだが、雑誌が廃刊となり『鬼太郎夜話』も一旦終わってしまう。けれど、ファンの声により別雑誌で再開するも、原稿料のトラブルから水木しげるが兎月書房と決別、またもや『鬼太郎夜話』は終わってしまう。ところが三洋社が手を差し伸べ、生き残る(今巻は、三洋社版の『鬼太郎夜話』が収録されている)。その後、三洋社が倒産するが、なんと決別した兎月書房から復活するのだ。名作、名キャラクターとは、生き残るべくして生き残るということか。2018/01/17
軍縮地球市民shinshin
6
貸本版「鬼太郎夜話」。この頃の鬼太郎は悪人顔だが、なんとなく憎めない。小学校1年生なのに飲酒・喫煙をしているのも悪い鬼太郎だ。猫娘の原型も登場しているし、子泣きじじい、砂かけ婆、塗壁も登場している(はず)。それぞれキャラ設定がまだ定まっていない。2018/01/28