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出版社内容情報
水木 しげる[ミズキ シゲル]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
20
1962年から1963年の間に刊行された貸本漫画を収録した全集。ほとんどが時代劇だが、収録作のすべてが、海外の短編小説を下敷きにしたものだ。海外小説のストーリーを借り、当時人気のあった小島剛夕のスタイルを模倣した時代劇調と、水木しげるらしさはあまり感じられないが、翻案もタッチの模倣も、のちの水木の血肉になっているのは間違いない。ちなみに、表題作の『火星年代記』はブラッドベリの小説ではなく、デニス・ホイートリーの「黒魔団」を下敷きにしたものらしい。2017/07/31
剛腕伝説
7
火星年代記他。時代劇。2024/02/15
軍縮地球市民shinshin
7
水木の貸本怪奇漫画集。表題作「火星年代記」は好きな作品の一つ。怪人モゲータと蘭学者師弟との対決。マガジン版「悪魔くん」にリライトされている。蘭学者といいながら、催眠術も使える先生はすごいし面白い。なかなか読みごたえがある。2017/07/08