水木しげる漫画大全集 〈093〉 のんのんばあとオレ

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水木しげる漫画大全集 〈093〉 のんのんばあとオレ

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  • サイズ コミック判/ページ数 472p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784063775648
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

ハイクオリティかつ超ボリュームで完全再現! 水木しげる漫画大全集 第2期 35巻 責任監修:京極夏彦

<「水木しげる漫画大全集」とは?>
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第2期は超ボリュームの全35巻。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。

「人の心はなあ いろんな魂が宿るけん 成長するんだよ」 日本のみならず海外でも高い評価を受ける漫画版「のんのんばあとオレ」に加えて、美しい点描画の小説版挿絵集を特別収録! アングレーム国際漫画賞グランプリを受賞し、世界中を感動させた茂少年の成長物語。 ★解説「人間は皆同じなのだ」リヤド・サトゥフ(漫画家・映画監督)

『水木しげる漫画大全集』093(1992)、第2期、第9回配本。
★収録作品
「のんのんばあとオレ」
★資料編
★解説「人間は皆同じなのだ」リヤド・サトゥフ(漫画家・映画監督)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」2-19号(通巻52号)
・今日の一言「お父ちゃんは節約家だからネ」
・水木しげるインタビュー「『のんのんばあとオレ』のころ」
(ほか)

【著者紹介】
本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。
やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。
戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。
近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。
紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今ごろになって『虎に翼』を観ているおじさん・寺

55
あぁ…これは水木漫画の名作の一つだなぁ。自伝に創作を加えたものだが、良い児童文学である。出てくるキャラも皆良い。水木しげるのお父さんというのは、他の自伝作品を見るとかなり駄目な人だが、この漫画では素晴らしい。お父さんがしげる少年にする素敵なアドバイスの数々。駄目な人が真実を知っていて、誰よりも愛情が深いというカッコ良さがある。この漫画には子供時代特有の時間の長さみたいなものも感じられ、珍騒動がありながらものんびりしている。無くして久しい子供の時間を貰った気分。子供達が可愛く、のんのんばあも渋い。お薦め。2016/01/16

たまきら

24
水木先生の中でも一番好きなのがのんのんばあ。絵本もいいけれど、やっぱりまとめてマンガで読めるのは最高!…貧乏の辛さって、経験ある人が明るく伝えるくらい胸をうつものはないと思います。志ん生もよかったなあ。2020/07/08

ぐうぐう

23
いくつもの自伝漫画を発表している水木しげる。本書はのんのんばあとの関係を描いた一作。もともと小説として発表されたものがドラマ化され、そのドラマ版のコミカライズという経緯を辿る本書だが、水木ののんのんばあへの想いが素直に伝わってくる内容となっている。日常で起こる不思議な出来事に対して納得する装置として妖怪を紹介するのんのんばあだが、それは同時に日常を彩る装置としても発揮される。(つづく)2015/10/24

軍縮地球市民shinshin

7
1991・1992年に放映されたNHKドラマのコミカライズ。内容は水木の書いたエッセイ『のんのんばあとオレ』を元にしてフィクションを交えてドラマ化している。ドラマ通りのセリフを登場人物が話している。茂の父が哲学的ながら内容が深いセリフを連発していて、今改めて読むと面白い。2015/11/02

大臣ぐサン

5
水木しげる大先生の自伝作品は数多いが、その代名詞と言えるのが本作、『のんのんばあとオレ』だろう。まだ幼い頃、これのドラマ版をNHKでやっていて不思議な世界に心を奪われたものだ。永らく見ることが出来なかったが、ゲゲゲの女房ブームの頃にDVDが発売され、懐かしみながら観た。この自伝的代表作、ずっと原作だと思っていたが、ドラマ版が先だった事には驚いた。言われてみれば大先生の他作品とはちょっと毛色が違う。それでも名作であることは間違いない。本書を読んだらドラマも併せて観ることを勧める。2015/10/30

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