水木しげる漫画大全集 〈072〉 シリーズ日本の民話

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水木しげる漫画大全集 〈072〉 シリーズ日本の民話

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  • サイズ コミック判/ページ数 516p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784063775594
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

ハイクオリティかつ超ボリュームで完全再現! 水木しげる漫画大全集 第2期 35巻 責任監修:京極夏彦

<「水木しげる漫画大全集」とは?>
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第2期は超ボリュームの全35巻。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。

時空を超えた、水木しげるの奇妙な話が一挙集結! 「シリーズ日本の民話」と「怪奇幻想旅行」を完全網羅する他、単行本初収録となる「天中コブ」など短編全35話をまとめた、大ボリュームの一冊! 人気キャラクター、サラリーマン山田の身に、今日もまた災難がふりかかる……。 ★解説「ふしぎな時間の創造」常光徹(民俗学者)

『水木しげる漫画大全集』072(1967-1978)、第2期、第16回配本。
★収録作品
<シリーズ日本の民話>
「役の行者」「一つ目小僧」「貧乏神」「猫の町」「離魂術」「人面草」「小豆洗い」「幽霊屋敷」「影女」「雨女」「帰って来た男」「島」「大人物」「打出の小槌」「管狐」「ボヤ鬼」「時の神」「ぬっぺふほふ」「梅干し」「異次元の色気」「ライバル」
<怪奇幻想旅行>
「吸血藻」「亡者の谷」「氷人国」「ベーレンホイターの女」「昭和元禄悲歌 鏡」
「天中コブ」「モテモテ神」「馬の骨」「鬼婆」「幽霊丸」「テレビジョンと人間」「これが水虫だ!」「30年後の昼休み」「初夢」
★資料編
★解説「ふしぎな時間の創造」常光徹(民俗学者)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」2-33号(通巻66号)
・ある日の一言「色彩が豊かな衣料だネ!」
・「ありがとう、しげーさん―水木しげる先生を偲ぶ会―」報告
(ほか)

【著者紹介】
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

18
「週刊漫画アクション」に連載された『シリーズ日本の民話』と『怪奇幻想旅行』を収録した全集72巻。様々な怪異が描かれていて、人間が異界に入っていくエピソードもあれば、妖怪をはじめとするこの世ならざる者が現実社会にやってくるエピソードもある。しかし、どれにも共通しているのは、その相容れなさだ。未来を見通せる三つ目をもらった男は逆に不幸になり、都会に連れて来られた小豆洗いはまるでその良さが理解できずに暗い下水に帰っていく。ここで妖怪(異界)は、社会批評を映し出す装置として発揮している。(つづく)2016/05/17

軍縮地球市民shinshin

7
1970年代を中心とした短編集。適度に風刺が効いてており、読んでいて面白い。2016/05/03

大臣ぐサン

4
1967から71年までに『週刊漫画アクション』に連載された『日本の民話』と『怪奇幻想旅行』シリーズを中心とした短篇を収録。『日本の民話』は民話を元にした現代劇となっており、大先生お得意の諷刺が効いた作品群。貸本時代のリメイクやアレンジも多く。各作品の違いを見較べてみるのも面白い。2016/05/09

読書日記

3
世にも奇妙な物語的な展開が多い。いわば社会風刺で、極めて教訓的。主人公が同一人物のものも多かった。違う話なのに主人公はキャラデザも名前も同じ山田さんだったり。全体的に、文化とは何か、幸福とは何かを欲深い人間社会に問う内容だったように思う。金があれば本当に幸せなのか、みてくれが良ければ幸せなのか。2023/08/03

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