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出版社内容情報
いつも眠たそうな転校生は、地球の危機を救うヒーローだった!? 表題作「ぽけっとまん」を筆頭に『少年キング』に連載された少年漫画の傑作を収録。さらに、大きく改稿がなされた「宇宙虫」「死声」は改稿版も同時収録。読み比べも楽しめる、まさに完全版!
『水木しげる漫画大全集』059(1965-1978)、第1期第14回配本。
目次
★収録作品
「宇宙虫」「怪木」「鳥かご」「猫又」「怪骨」「死声」「吸血鬼」「妖怪百物語」(原作・吉田哲郎)「化木人のなぞ」(原作・小栗虫太郎)「ぽけっとまん」「花町ケンカ大将」「宇宙虫 改稿版」「死声 改稿ver.2版」
★資料編
★解説「妖怪図鑑と妖怪映画」手塚眞(ヴィジュアリスト)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」通巻1-28号
・今日の一言「男前だしね!」(水木しげる)
・水木しげるインタビュー「命がけで食べたガマの味」
(ほか)
著者紹介
著:水木しげる(ミズキシゲル)
本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。
やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。
戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。
近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。
紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。
感想・レビュー
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