出版社内容情報
とある小さな西洋の町で暮らす内気な少年・ティート。ある日、町の川辺で見かけるようになった孤独な少女・ジータと出会い…。
とある小さな西洋の田舎町で暮らす内気な少年・ティート。変わり映えしない平凡な日々に退屈していティートだったが、黒髪と緑の瞳を持つ異邦の少女・ジータと出会う。謎の組織に追われ、身を隠しながら孤独に生きる彼女に心を惹かれていくティート。そんな中、町では少女の遺体が盗まれる墓荒らしが横行し、そして丘の上にある廃屋に何者かが住みついたという噂が流れ始めて…。
Nokto1
Nokto2
Nokto3
Nokto4
Nokto5
Nokto6
【著者紹介】
HASH(0x38c3ea8)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
19
雰囲気や絵はいつも通りとても良くて、それに作品の悲しくも清廉というかそのイメージに合っていた。2016/05/15
ぐうぐう
13
新装版で蘇った『LUNO』。しかも、大判サイズなのが嬉しい。伝統的なボーイミーツガールのストーリーを継承しながらも、ゴシックなスタイルが、やがて怪しさと同時に哀しみが物語を支配していく。不死ではなく、限りある命を選択するとき、少年と少女にも別れが訪れるが、ゆえにラストの台詞が胸に染みる。続編を予定していたというだけあって、1巻で終わるにはやや駆け足なのが残念。2016/04/23
しらたき
3
過去の作品に新装版ということだが、特に絵に古さを感じず、昔から安定していたんだなぁという印象。2016/05/08
dorimusi
1
そんなに面白いわけでは・・・ とりあえず冬目景の絵を大きく堪能してみたくて新装版を買ってみた。思った以上に大きい。いやサイズはわかってたんだけどね。本棚に入らん・・・どうするか・・・。2018/04/06
参謀
1
なぜ新装版で発売したのかわからない本作。旧版の時に買ったのですが、いま読んでも惹かれるストーリーではなかったです。あとがきにありましたが、本作は続編を考えていたらしいのですが、諸々の事情でこれで完結のよう。そこでも書いてありましたが、表紙の絵も当時とやや変わってしまっているのは作者も気にしているらしいです。新装版はそこはどの作品も同じですね。2016/06/26
-
- 和書
- たまゆらに 文春文庫