出版社内容情報
「はっちゃんのいない世界は死ぬほど空しい。でも、私は生きてゆく」多発性骨髄腫を発症した夫との日々を描く闘病コミックエッセイ。
「はっちゃんのいないこの世界は
死ぬほど空しい。
でも、私は生きてゆく――」
多発性骨髄腫を発症した夫・加賀八郎(「THE GOOD-BYE」ベース、ボーカル)との日々を
妻で漫画家の池沢理美が描いた、夫婦の闘病コミックエッセイ。
夫婦で過ごした切なくも愛おしい1094日間の物語です。
「壮絶な闘病、そして喪失の哀しみののちに残ったのは、愛でした――。」
(「THE GOOD-BYE」メンバーからのメッセージを巻末に収録!)
「はっちゃんのいないこの世界は死ぬほど空しい。でも、私は生きてゆく――」多発性骨髄腫を発症した夫・加賀八郎(「THE GOOD-BYE」ベース、ボーカル)との日々を、妻で漫画家の池沢理美が描いた、夫婦の闘病コミックエッセイ。夫婦で過ごした切なくも愛おしい1094日間の物語です。「壮絶な闘病、そして喪失の哀しみののちに残ったのは、愛でした――。」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てぃーも
5
「THE GOOD-BYE」の加賀八郎さんが他界されて、2023年の今年、10年が過ぎ去りました。漫画家である奥様の池沢理美さんが執筆された闘病記。以前に購入した電子書籍のタイトルを眺めていたら、ふと目に留まり再読。 初見ではないのに涙が止まらなくなりました。生きる事とは「背中合わせの死」考えさせられてしまいます。2023/11/20
むさみか
4
辛いお話ではありましたが 「愛し 愛された人」として まっとうされた人生ではないでしょうか2016/06/16
チョコろん
4
【再読】加賀氏はジャニタレなのですね。夫とはいえかっこよく描き過ぎではないかと思ってましたが、かっこよく描かないとファンの手前、問題ありかもしれません。インターバルの04年の旅行写真のラフスケッチが切ない。加賀氏と著者の身長差は歴然だったのに、最後の夏の写真では著者のほうが背が高いかもしれない。著者に漫画を描く技術があったから、珍しい症例を世間に伝えることができた。それだけでも意義があるし、夫婦としての軌跡を形にできたのも素晴らしい。最近バナー広告も多い作品だし、是非色んな人に読んでもらいたいな。2016/06/13
ポウ
3
切ない。とてもいい夫婦の物語2015/12/17
萠木恵依@青蛙堂
3
八郎さんの闘病記。結末がわかっているから、読み始めから切なくて、涙で絵が滲んで……。病気と戦うって、そんな家族を見つめるのって、ツラいけど大切な時間なんだな。 八郎さんロック魂、眩しいです。2015/12/11