出版社内容情報
外交とは、同盟とは、国防とは、国境とは――漫画史上最も雄々しく知的だと評された男達の物語が、新たな光を持って照らしだされる!
米第3艦隊を殲滅した後に「やまと」は姿を消した。数多の対潜哨戒機がその行方を探す中、日本の提議により“最後の法廷”国連安全保障理事会が始まり、外務官僚・天津が理事国大使の説得を試みるが…。一方、日本国内では竹上総理がカメラの前に立ち、メディアに対して今の危機を公にした。当初、日本国民は遠い国の出来事のように聞いていたが、「やまと」東京湾入港の報せに事態は一変する!
【著者紹介】
かわぐちかいじ
1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
06年には『太陽の黙示録』で第51回小学館漫画賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞も受賞。
感想・レビュー
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