出版社内容情報
大ヒット漫画「ちはやふる」がついにオリジナル小説化！漫画では描かれなかった中学生時代の千早と太一の不器用でまぶしすぎる青春。
「かるたを続けてたら、また絶対会える」 離ればなれになる新と交わした約束を胸に、中学に入学した千早と太一。千早はかるた仲間を探そうとするが、空回りばかり。太一は秀才ばかりが集まる開明成中学で自分の限界を知り、かるたへの情熱を失っていく。千早と太一の距離は少しずつひろがっていき・・・。末次由紀が描きたかったエピソードをベースに紡ぐ、まぶしすぎる青春かるた小説、誕生！
【著者紹介】
長野県生まれ。遺跡の発掘や歴史・民族資料の調査研究職にたずさわった後、２００３年「業多姫」（富士見書房）で作家デビュー。
著書に「源氏物語あさきゆめみし（全５巻）」「平家物語」（講談社青い鳥文庫）、「好きです鈴木くん！！」（小学館ルルルノベルス）などがある。日本児童文学者協会、日本民話の会所属。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です！！(≧▽≦)
43
漫画では読めない中学生の千早を楽しもう(≧▽≦)2019/03/14
まるる
39
マンガの中でもルールに触れられてはいたけど、その辺は文章で読んだ方が頭に入りやすくて良かった。マンガでは語られなかった中学生時代の千早と太一の物語。二人とも痛い子だったけど、ちゃんと成長して良かったよ。いい友達も出来て安心したよ。太一のかるた同好会や、千早の陸上部のエピソードも読みたいです。2015/04/07
nyanco
38
せっかく出会った3人が中学進学を機に離れ離れに。かるた友達が見つからい千早は空回り。進学校にすすんだ太一は、どうしても一番になれないことに苦しむ。太一のサッカー部のエピソード、こんなにとんがっていたんだ…。天才タイプの平井と出会い、太一の価値観が少しずつ変わっていく様子が面白かった。原田先生がドクターだったって、知らなかった。本編で触れていたかな？千早と陸上部の先輩たちとの話も面白かったけど、高校でも千早をサポートするみちるちゃんとは、中学からの親友だったんだね。2巻は新の話、楽しみにします。 2012/09/13
昼夜
25
小生意気で卑怯だった太一と高校生になって運に泣くけどかるた部メンバーを支える部長に成長した太一がキチンと繋がって良かった。2013/02/27
さなごん
23
図書館本。漫画では語られなかった中学生時代の2人。いろいろ苦労してたんだなあ。それ故の瑞沢でのかるた部はうれしかっただろうなあ。2016/06/26
