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出版社内容情報
巨人に捕らわれた仲間の兵士を救うべく、交戦を開始する調査兵団。立体機動装置開発前の巨人との凄惨な戦いがここに始まる!!
副題の「Before the fall」とは、『進撃の巨人』本編第1巻で語られる「ウォール・マリア陥落の前」を意味する。物語は、エレン達が活躍する『進撃の巨人』本編の時代から約70年前から始まる。壁の中に進入を許してしまった巨人の吐瀉物の中から、一人の赤ん坊が発見された。やがて成長し、キュクロ(巨人の子)と名付けられた少年は数奇な運命を辿る。そして、彼は未だ巨人と戦うすべを持たなかった人類に希望をもたらす存在となっていく──。
自らが人間であることを証明すべく壁外遠征に密行したキュクロだったが、目の当たりにした10m級巨人は彼の想像を遙かに超えた怪物だった。シガンシナ区に向けて退却する調査兵団の幌馬車は瞬く間に巨人に追いつかれ、キュクロと御者の兵士が捕らわれる。立体機動装置開発前の巨人との凄惨な戦いがここに始まる!!
3巻CONTENTS
第8話 捕食の構図
第9話 紅蓮の巨塔
第10話 一角獣の陥穽
カルロ・ピケール 遠征報告
【著者紹介】
諫山 創(いさやま はじめ)
漫画家。大分県出身。
2008年、第81回週刊少年マガジン新人漫画賞入選作にてデビュー。2009年、「別冊少年マガジン」創刊号より『進撃の巨人』連載開始。2011年、『進撃の巨人』で第35回講談社漫画賞(少年部門)受賞。
代表作:『進撃の巨人』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みとと50
18
捕まっちゃったね。兄ちゃんの役割ってどうなるんだろう。画が見やすい。綺麗だしキャラも格好良い。巨人も迫力はある。なのに、何だか物足りないな。あの泥臭さがちと足りない。巨人の不気味さがないんだよな。あの白痴然とした意思などなく捕食することにしかエネルギーを使わない貪欲さが見えない。迫力あるここの巨人には意思が見えるんだよね。あの泥臭さが懐かしくなるなんてな・・・。2014/08/09
ノスケ
15
キュクロがまた捕まったけど、こっからどうやって脱出していくのか期待。しかしシャルルとキュクロの幸せな結末っていうのが想像出来ない。てっきり原作の巨人に関する秘密が出てくるのかと思ってたら、立体機動装置の秘密の方だったとは予想外。原作の方でも猿型巨人が装置を気にしてたが関係あるのだろうか?2014/09/21
みくきのこ™
15
調査兵団と憲兵団の仲は、この時代から芳しくない感じ。次巻、シャルルと調査兵団が動き出すのかな2014/08/29
ako
15
「巨人の子」と言われてきたキュクロ。巨人と自分は違うのだということを見極めるために潜り込んだ調査兵団の壁外遠征。巨人の圧倒的な強さの前に人間はなすすべも無い。そんな状況の中、出会ったカルロ隊長。「俺達は巨人に立ち向かう同志だ」という言葉が心に残りました。今まで人間扱いすらされていなかったキュクロ。いわれなき罪を被せられているキュクロをシャルルとカルロは助けられるのか?この先の展開でキュクロが立体起動装置を蘇らせることになるらしい。どん底の彼の人生がどう変わっていくのか。2014/08/14
DAIKI@ゆっくり読書中
11
巨人の汚物より産まれ、「巨人の子」として蔑まれて来たキュクロ。人間である事を自らに証明する為、彼は調査兵団に密航して壁外へ。 そして、遂に巨人と遭遇。立体起動装置開発前の現在、圧倒敵な強さを誇る巨人に、調査兵団は……。 本家から引続き、こちらを読むとやっぱり絵は綺麗。 だけど、巨人戦は迫力あるけれど、コマ割が大きすぎて、話が進まない……。「進撃の巨人」の謎の解明にと思い、こちらも読んでいるけど、本家が完結していない以上、謎の解明は期待出来そうにないかも。どんなに絵が綺麗でも、やっぱりスピンオフか……。2014/11/14




