ＫＣデラックス あおいひ

ＫＣデラックス<br> あおいひ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

なろうと思っていた者になることができているのか、なれていないとすれば、今の自分は何になれているのか、そんな迷える若者の肖像を描く短編集。こんな生真面目なテーマの漫画は今どきめずらしい。どこか昭和の懐かしさを感じる反面、ここに描かれているのはまぎれもなく現在という時代の痛みだ。2010/02/02

maezono

自分の夢は時に呪いにもなって襲いかかってくるんだけどそこよりも一つ一つのエピソードがゆるやかに繋がっていく作りの巧さにビックリした。2016/10/20

鷹図

折り合いつけて生きるのは、決して恥ずかしい事ではない。だけれど、最後に足掻いてみたのって、いつだったっけ？そんな事を思わずにいられない、そういう漫画。見辛いくらいに力みかえった絵に、このテーマだからこその説得力があった。2010/02/04

nowhere

ふっきること、ふっきれること、垣間見た夢のきっかけ。今の自分を形成しているものがなんなのか。甘い夢は現実の辛さを和らげるだけ。とかなんとか。考えちゃうなぁ。2010/02/22

RY0

　maezono文庫。人物の描写がガチャガチャで読みにくく、ストーリーも面白くない。10年代前半くらいまでならセンチメンタルだったかもしれないけど、後世の鑑賞に耐え得る作品ではないと思った。2022/02/09

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