感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
8
古本再読。のんちゃんママ・小巻が娘を連れて旦那と別れる。はたして小巻は女一人で自立することができるのか… 7/10点。 打ち切り未完らしく、小巻が弁当屋を始めようとするところで終わるので、小巻があれやこれやと仕事をかけもちし、女で自立することができるのか、ということが焦点になっている。入江希和版の「女版・宮本から君へ」みたいな世間との奮闘漫画。2020/12/13
ぽしょ
4
一度縁を結んだ人と別れるのってたいへんだなあ、と。離婚理由がさわり程度にしか明らかにされてないけど、ここまで思う何かが色々あったのでしょう。雑誌ではここが最後じゃなかったような気がするんだけど、記憶違いかな?(最終回自体なかったような?)なんにせよ一気読みでした。ドラマチック。2009/12/09
Takao
3
事情は分からないが、未完で終わってしまった作品のようだ。どうしても映画(観たのがだいぶ前でかなり忘れてはいるが…)と比べてしまうが、娘ののんちゃんの気持ちに寄り添って描かれている。小巻のお弁当屋さん(?)としての自立はどうなるのか、元亭主・同級生のタケオくんとの関係はどうなるのか、などまだまだ物語の展開する要素がたくさんあるような気がする。2015/07/31
はすばな
2
お嬢さんぶるわけじゃないけど、暴力沙汰に引く……。作者の家庭だとこうやって殴り合ってアハハで終わるんだろうかと邪推してしまう。「おかめ日和」の夫から妻へのモラハラぶりも激しく、その後、舞台背景がわかって理解できたので、この作品も打ち切りなんだろうな、内容が未完でなければいろいろな心の機微がありつつと納得できたのだろうか。いやでも、殴る人間はクズだと思うのよ。特に幼児連れ去り後の開き直り暴力はひどい。読んでて希望が持てると言うより苦しかった。2017/02/25
furugenyo
2
冒頭、ものすごいケンカシーン。幼い頃に見た両親の夫婦げんかの記憶がよみがえる。不安な気持ちが胸をぐるぐる。逆に安心感をくれるチョーさん。/うーん、この話続きがあるんでしょう。映画化に合わせての新装刊だと言え、やっぱ原作をここで切るのは良くないと思った。2013/01/13