講談社ラノベ文庫 レヴナントガーデン―愚者たちの踊る世界

日富美 信吾【著】

講談社（2014/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 232p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063753820
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

残される想いの行き先は、封印か、破壊か――

〈想刻器〉と呼ばれる、死者の怨念が宿ったモノが引き起こす事件が多発する世界――曰く、それは壁の中から現れる。曰く、それは空を飛ぶ。曰く、それは炎でさえも生み出す――。それらを回収し、封印する特務機関〈想刻器対策局〉があることを、人々は知らない。その回収課に所属する少年、史賀雪眞。彼は〈想刻器〉に対し、並々ならぬ激しい憎しみを抱いていた。大切な家族を奪われた過去がゆえ、回収ではなく、破壊することを目論むほどに。やがて、ある事件の中で一人の少女、祈璃を救う。「俺が……護った？ 笑顔を？」「助けてくれて、ありがとうございました……！」眩しい笑顔の彼女との出会いは、雪眞の心の闇に差し込む光となるのか――!?

内容説明

“想刻器”と呼ばれる、死者の怨念が宿ったモノが引き起こす事件が多発する世界―曰く、それは壁の中から現れる。曰く、それは空を飛ぶ。曰く、それは炎でさえも生み出す―。それらを回収し、封印する特務機関“想刻器対策局”があることを、一般の人々は知らない。その回収課に所属する少年、史賀雪眞。彼は“想刻器”に対し、並々ならぬ激しい憎しみを抱いていた。大切な家族を奪われた過去がゆえ、回収ではなく、破壊することを目論むほどに。やがて、ある事件の中で一人の少女、祈璃を救う。「俺が…護った？笑顔を？」「助けてくれて、ありがとうございました…！」眩しい笑顔の彼女との出会いは、雪眞の心の闇に差し込む光となるのか―！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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前シリーズよりはるかにマシで、ちゃんとしたラノベになっていることに感激した。しかし、中身の品質はかなり低い。設定の底も浅ければ説明も足りず、キャラの魅力も無いに等しい。０から１への飛躍が出来たので、次は１から１０に成長することを期待したい。

2014/07/15

[登良]

悪くない。地雷というほど悪くない凡作。設定は悪くないけど読んで楽しいと思わなかったし次巻はいらん。

2014/07/13

[真白優樹]

死者の思いが固まったものに恨みを抱く少年が、ヒト型のものによって徐々に変わっていくお話（多分あってると思う）。　・・・主人公君が最初は暴走して憎しみに駆られているも、少女とのかかわりによって徐々に変わっていくのがとても面白い。この二人に幸せがありますように・・・次巻も早く読みたい、そんな作品。

2014/07/05