講談社ラノベ文庫 ユア・マイ・ヒーロー〈１〉八雲たつ出雲

幹【著】

講談社（2014/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 327p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063753776
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

霊能力者が集まる都市の隠密捜査を命じられた退魔師の八雲。魔物を生み出していた者の本当の目的は“神生み”だった！？

神務省に所属する退魔師の八雲は新任の美少女・聖と共に、星宮市で起こっている事件について隠密捜査を行うことになった。星宮市は霊能特区と呼ばれる地であり、そこにある星宮学園は霊能者養成機関でもある。二人はこの学園に編入し事件の裏にいる者を探ることになったのだが……。学園を統治している生徒会長の宝生と副会長の土門、彼らに目をつけられた八雲と聖の二人は、動きを封じられつつ任務の遂行を目指す。一見、明るく穏やかな学園だが、その裏に隠された真実とは!?　“神”を求める人々の闇が、街を覆い尽くしていく！

内容説明

神務省に所属する退魔官の八雲は神・アマテラスの命を受け、新任の美少女・聖と共に星宮市で起こっている事件について隠密捜査を行うことになった。星宮市は霊能特区と呼ばれる地であり、そこにある星宮学園は霊能者養成機関でもある。二人はこの学園に編入し事件の裏にいる者を探ることが任務なのだが…。そうそうに正体がバレ、皆の注目の的となってしまう。おかげで学園を統治している生徒会長の宝生と副会長の土門に目をつけられ、八雲たちは追い詰められていく。一見、明るく穏やかな学園だが、その裏に隠された真実とは！？能力者の力を集める魔物の正体とそれを操る者の本当の目的は…“神”を求める人々の闇が、街を覆い尽くしていく！

著者等紹介

幹［モトキ］
『神様のお仕事』で、第二回講談社ラノベ文庫新人賞“大賞”を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アウル]

「神様のお仕事」の作者の新作。今回も神様が話に絡んでくるがバトルもの。安定した面白さがあり読みやすかった、欲を言えばもう少し奇をてらった展開でも良かったかなとは思った。ヒーローを目指している主人公のキャラが良かった。次巻も期待して待とう。

2014/05/05

[まりも]

非常にベタな中二成分の多い王道バトルもの。ヒーロー願望を持つ主人公の退魔バトルということでベタだけどこれといって悪い点はなくうまい具合に纏まっていたんじゃないかと思います。ただこういった王道バトルモノによくあるように飛び抜けた要素はないのでわかりやすすぎるのが残念ですね。キャラもそこそこ出来ていたしイラストも可愛かったので次巻も買う予定。

2014/05/04

[あなほりふくろう]

ドモン・カッシュですか（違う） そして《彼女》ってアレか、寿退職では仕方ないな（苦笑）。ヒーローになりたい今はまだガキの話。犯人の正体が明かされるあたりは少々乱暴な気もしたけどあとは手堅い作りで、掴みとしては良かったです。地味ながら鬼熊先生のような見守る大人が近くにいるのは好感。ぶっちゃけ草薙タケル＠35試験小隊みたいなタイプの主人公なんで、もう少しハードにシリアスに振って八雲をイジメてもいいんじゃね？とか期待してみたい。

2014/06/26

[Hail2U]

神様のお仕事が面白かったのに三巻打ち切りと、残念な気持ちを持ちつつ同じ作者さんだからという理由で購入（中古で）。どんな話かなーと思っていたら、これ「神様のお仕事」の四巻じゃねえか！　タイトルと主人公を変えて、同じ世界観でやってるし、《彼女》の話が所々で出てくるしで、前作からファンになった俺は超ドキドキしました。前と違ってバトルものだけど、しっかりと神様のお仕事の世界観を受け継いでいるので、四巻を待っていたファンも満足の出来。同じ世界を使っているあたり、作者さんの打ち切りへの反骨心が伺える。8/10点　

2014/08/07

[mint]

ヒーローになりたい少年の物語。才能の無い者が努力し続け手に入れた力でヒーローになるべく行動する。そんな彼が必要とされる場所にいられるのは彼がそうしているから。いいですね！前作の彼女や彼が出てきますがそちらは終わった話で物語に関わりがないようですが…ちょっと笑みが出てきちゃいますね。比べられ負けてきた彼らの物語、期待しています。

2014/05/17