講談社ラノベ文庫 Ｉ．Ｒ：Ｉ．Ｓ（アイリス）〈２〉Ｉｎｄｉｒｅｃｔ Ｒｕｌｅｒ：Ｉｎｆｉｎｉｔｅ Ｓｅｉｚｏｒ

澄守 彩【著】

講談社（2013/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 287p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063753561
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

……キミを殺す。もうそれ以外に方法はない黒鋼和人、人生最大のピンチ！？

桜ヶ丘学園の劣等生・黒鋼和人。そんな和人には秘密があった。それは、ほかの能力者から支配権を奪うことができる、というもの。その力は、超能力を得た人類でも抗うことのできない異世界の怪物「ラルヴァ」を倒すことすら可能なもの。だが、それ以外の能力がからっきしである和人は、今日も学内序列1位の少女・皇理緒のもと、特訓に励んでいた。そんなある日、二人の前に突如転校生が現れる。彼の名はエリアス。支配国家に属する名門一族の少年は、理緒と和人につきまとってくる。それは何かを探っているようで――

内容説明

超能力に目覚めた若者たちが通う桜ヶ丘学園の劣等生・黒鋼和人。そんな和人には秘密があった。それは、ほかの能力者から支配権を奪うことができる、というもの。その力は、超能力を得た人類でも抗うことのできない異世界の怪物「ラルヴァ」を倒すことすら可能なもの。だが、それ以外の能力がからっきしである和人は、今日も学内序列１位の少女・皇理緒のもと、特訓に励んでいた。そんなある日、二人の前に突如転校生が現れる。彼の名はエリアス。支配国家に属する家柄のイギリスの名門一族の少年は、理緒と和人につきまとってくる。それは何かを探っているようで―澄守彩×シロウのコンビで贈る学園バトルファンタジー第２弾！

著者等紹介

澄守彩［スミモリサイ］
広島県出身。第一回『講談社ラノベ文庫新人賞』で“大賞”を受賞。受賞作『魔法使いなら味噌を喰え！』で２０１１年にデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ドル箱]

２巻感想。やや初刊よりこじんまりしております。が、設定の風呂敷が広がり、また新たなるキャラ導入で、少し幅が広がりました。奥底に眠る設定を今後どう活かすかで大きく評価が分かれると思う。設定の幅も広がりましたが、書き方の幅も少し広がったような感じを受けた。ただね。異世界と現実のギャップの書き方はあまり良くありません。もう少し、もう少し、そこを上手く丁寧に書いて欲しい。それを「書ける」かによっても大分、物語の彫りも生まれると思う。設定は良いと思うがキャラもエーテルもまだ物足りない。次巻で続行か切るかを決めます。

2013/12/29

[晦夢]

理緒と訓練を続ける日々を送っている和人。そんな中イギリスからの留学生が現れる。男装の美少女というお約束。という訳で和人が黒い戦士だという秘密を巡る話。智則とか瑠依子とかの怪しい部分も出てきて面白い。こうなってくると春姫が癒やし。

2015/02/19

[朝夜]

読了。表紙を見てわかる定番ｷｬﾗが追加です。えぇ､肉体偽装はどうした?と言わざるをえない見た目です。帯のｾﾘﾌももっとｼﾘｱｽな場面で出るかと思ったら結構ｷﾞｬｸﾞでしたね。水着といい口絵といい挿し絵は素晴らしかった。いいよ､いいよ､ｴﾛいよ!!!(ｵﾁﾂｹ 春姫がもはやｷﾞｬｸﾞｷｬﾗとしてしか機能してなかったのに笑いましたが(ｵｲ 主人公の秘密もばれそうだけど今後はどうなるか期待しましょう

2014/01/05

[まりも]

今回は男装女子投入回。この作者が書くキャラクターは可愛いんだけど描写不足のせいでなかなか入り込めないな。描写不足、掘り下げ不足は１巻と比べるとマシになったかなとは思うけどまだまだですね。異世界でなら強い主人公と現実世界でなら強いヒロインという設定を使い切れてないかなぁと。それにしても春姫がかなり存在感薄くなったけどあんまりキャラ増やしすぎるのはよろしくないかな。次巻はたぶん買う。

2014/01/02

[クロフォン]

うーむ。今回は新規キャラの追加巻。しかし、男装ネタ的には面白かったが、黒幕さん達が動き過ぎなのが目に余るかなと。理緒との絡みはあんまなし。水着回というならば見開きのカラーでほ欲しかったな

2014/01/03