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出版社内容情報
戦争兵器が暴走を始める。星の海を巻き込んだ大戦は、人類滅亡の危機を招く。果たして日本帝国、そして世界の運命は!?
ガメリカが開発した戦争兵器「コア」が暴走を始める。人類に対して破壊、暴力、略奪、蹂躙を繰り返すこの兵器は世界各国を浸食していく。世界が怨嗟の声で満ちあふれる中、東郷長官が指揮する日本帝国艦隊は人類最後の希望を背負いこの最終兵器に向かっていく。そして明かされる人類誕生と宇宙怪獣の謎。果たして生き残るのは、人か、機械か---!?
内容説明
統一宇宙暦940年。超大国ガメリカは最新兵器を導入した。サイバネティックスで身を包み、どんな命令にも絶対服従する人型の最終兵器「CORE」。戦艦と頭脳を直結したその機動力と火力に日本帝国艦隊はしだいに追い詰められていく。しかし、ガメリカも計算していなかった事態が起こる。絶対服従なはずの「CORE」たちが反乱を起こしたのだ!凶悪犯罪者の頭脳を改造したそれは、かつての快楽を取り戻すように世界規模で破壊と虐殺を繰り返す。そしてついには眠れる人工大怪獣“バージニア”までも復活させ、人類に復讐を遂げようとし始めた。無敵と化した人工頭脳艦隊を相手に、果たして日本帝国は、人類は、生き残れるのか!?―。
著者等紹介
浜崎達也[ハマザキタツヤ]
1973年生まれ。茨城県出身。小説家・脚本家・漫画原作者として様々な企画に参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
himekoh
1
もう表紙と副題から推測できる通りのキングコア編。だと思う。私はキングコア編に挑戦しては挫けてを繰り返して未だにクリアできてないので。初めてのストーリーが多かったかな。多分だけど。他には上巻に続いてデーニッツちゃんとダグラスが主にスポット当てられてた感じでしょうか。デーニッツちゃん可愛すぎて泣く。マッキンリーとトルーマンの最期は原作でもあんな感じなんでしょうかね……久々に大帝国起動しようかな!2012/09/26
蒼海の風
1
ゲームと違いはないが、分かりやすい。2012/07/02
はつかねずみ
1
COREルート。結局、ソビエトには触れられず、イタリンも出番皆無。 エイリスも終盤ようやく顔をのぞかせた程度で、終始日本・ガメリカ・ドクツの三ヶ国とCOREが描かれていた。話の流れを考えればソビエトは使い難すぎるし、あまり話の幅を広げすぎて印象がぼやけてしまっては意味がないので正しい描き方だとは思うものの、少し寂しいものもある。一方、リンカーンとプリンセスの話については完全に網羅されているので、キングコア編をやる気になれない人もこれを読めばだいたい完璧か。全体としては、いいノベライズだったのではないかと。2012/06/08
nas
0
思ってたよりあっさり終わったというか、そっち行ったんだ的な。2013/01/19
えな
0
副題と表紙からも分かるようにかなりのキングコアルート押し。下巻はキングコアが主役と言ってもいいような構成だったかも。とはいえ一つのストーリーなのに原作の様々なルートやエピソードをかなりたくさん、でもうまい具合に詰め込んでいたのがすごい。キングコアとプリンセスは、原作ゲームでどうなるか見てたし、こうなるしかなかったと分かっているんだけど、それでももっと早くキングコアが気付いていれば、と思わずにはいられない。2012/07/12