出版社内容情報
新たな敵・クロス党出現！ 大国同士の戦争を誘発し、第三次世界大戦を引き起こそうとする秘密組織にビッグＸ＝昭（あきら）少年が立ち向かう！ 月面へまで到達し、激しい戦いを繰り広げる彼の運命は？ テレビアニメ化もされた大ヒットＳＦアクション、ついに完結！ ＜手塚治虫漫画全集収録巻数＞手塚治虫漫画全集ＭＴ２４５～２４６『ビッグＸ』第３～４巻収録 ＜初出掲載＞１９６３年１１月号～１９６６年２月号 少年ブック連載（※全巻通しての初出）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
12
同じような内容でバリエーションが変わっただけ。主人公も敵も当然強くなっていくが、ストーリーが収拾つかなくなってしまっている。「ドラゴンボール」の終盤のよう。2015/05/18
内島菫
11
小さくなる薬「ミクロＸ」まで出てくると、「ふしぎなメルモ」を連想する。昭が巨人化するとき、顔が長く顎が四角張り眉も太くなって大人の容貌になるのは、大きいこと＝強いことという価値観のあらわれだろう。月へ行く章で、過酷な宇宙ではニーナもビッグＸの薬を使えばいいという話が出たが、実際に彼女が巨人化あるいはサイズはそのままで強靭化することがなかったのは、手塚漫画の限界のように思える（「進撃の巨人」や「巨人獣」はそこをあっさり超えているが）。2024/04/23
ホームズ
4
ようやくナチス党との戦いが終わったっと思ったらまた似たような組織が登場して・・・・。ハンスの存在もなんだかどうしたいのかよく分からない感じがしてしまって・・・。最終的にあまりスッキリしない結末になってしまっていたし・・・。2011/02/12
