出版社内容情報
戦国時代。武士・醍醐景光(だいご・かげみつ)は己の天下取りという野望のために、わが子を48体の魔物に差し出した。体の48か所を奪われ、不思議な能力を持って生まれた百鬼丸(ひゃっきまる)は、妖怪から自らの体を取り戻すため旅に出るが……。<手塚治虫漫画全集収録巻数>MT147「どろろ」1巻収録/MT148「どろろ」2巻収録<初出掲載>『どろろ』 少年サンデー 1967年8月27日号~1968年7月22日号/『どろろ』 冒険王 1969年5月号~10月号
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るう
8
手塚マンガの中でも最も大好きな作品のひとつ。百鬼丸とどろろ、最高に魅力あるコンビ。どのストーリーも残酷で救いがないドラマばかりだけど、特に「ばんもんの巻」が、どうしようもなくつらい。小学生の時、初めて読んだ感想は、衝撃的すぎて息が詰まりながらページをめくっていたのを思い出す。2013/05/09
あつ子🐈⬛
6
この有名な作品を初めてちゃんと読みました! 天下統一の野望に燃える武将の醍醐は、魔物にこれから生まれる我が子を供物として捧げるかわりに力を欲する。生後すぐに棄てられた百鬼丸は、魔物に奪われた目や鼻、手足など48の身体の部位を取り戻すため、作り物の身体で盗人どろろと旅を続けるが…というストーリー。エモい…。アニメ化や映画化されたの分かります。手塚御大はこんな作品も描けたのですね。2022/11/04
pocco@灯れ松明の火
6
百鬼丸は、国生みの神の様にみえてきた。2016/11/15
ホームズ
5
何年か前に映画を見に行きましたが原作は初めて読みました(笑)これは面白いですね~(笑)漫画で読むと妖怪たちがかなりグロテスクで。それにしても百鬼丸の体のどこの部分が取り返せているのか分かるような図が妖怪を倒す度に出てくれると分かりやすくって良いんですけどね~(笑)2009/12/12
ふろんた2.0
3
★★★2018/10/04