内容説明
東亜文化大学の教授室に広告代理店、広宣社の男たちが訪れたのは、東北起こしのイベントキーワードを“縄文”にし、宗像教授にアドバイザーとして参画を求めるためだった。イベントの準備は万事順調に進んでいたかに思われたが、事件は突然起こった。企画の関係者が次々と襲われ、その手はついに宗像にも!彼らの目的は何なのか、誰なのか、謎を追ううちに辿りついたのは、ヤマトの裏にあるもう一つの日本…。蘇る宗像の甘くも辛い過去に謎に繋がる鍵があった。…鍵を開けた扉の向こうに見えたモノとは。
著者等紹介
星野之宣[ホシノユキノブ]
北海道釧路市出身。1975年、少年ジャンプ「鋼鉄のクイーン」にてデビュー。「はるかなる朝」で第9会手塚賞入選。1982年、家族とともに北海道へ帰郷、現在に至る。2006年~ビッグコミック誌上で「宗像教授異考録」を連載中
奥谷俊介[オクヤシュンスケ]
北海道釧路市出身。早稲田大学教育心理学専修卒。1987年、SFタッチの作品で第10回小説CLUB新人賞受賞。その後、ライターの傍ら、小説誌に短編を発表。ほかに二つのペンネームで、ドキュメンタリー系の著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。