内容説明
女子中学生、水原繭子が失踪した。幼馴染みの藤森海斗は、繭子の捜索を依頼するため、電停・微睡町、迷い小路を通り抜け、階段をとことこ上った童遊斎おもちゃ店を訪ねる。出迎えたのは、一升瓶片手の三島塔子と妹・燐子。遺された繭子の日記を手がかりに、探索が始まった。果たして、繭子の心の秘密とは…?脚本家・小林靖子の大ドンデン返しシナリオノベル、只今参上仕る。
著者等紹介
小林靖子[コバヤシヤスコ]
脚本家。1993年デビュー。「小説 夢使い」で、初のシナリオノベルに挑戦
植芝理一[ウエシバリイチ]
漫画家。1991年、早稲田大学在学中にモーニング主催のコミックオープンちばてつや賞一般部門受賞。現在、月刊アフタヌーンで「謎の彼女X」連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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生きることが苦手なフレンズ
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序盤が原作のやり取りの焼き直しで期待できなかったけど、中盤終盤にかけて盛り上がった。TVアニメがオリジナル展開になった理由は納得いかないけれど。2013/09/28
RYO!?
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序盤のストーリーは塔子達の紹介も兼ねてか、原作のエピソードが盛り込まれており、思わずニヤリとしてしまった。終盤では、しゃべっているのが、繭子なのか海斗なのか些か混乱した・・・・叙述トリック?とは恐ろしい・・・!。特筆すべきは、植芝理一本人がイラストを描いているところ!ファンとしてはたまらないでしょう。2010/11/24
みう
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某戦隊で好きになった小林靖子先生の文体が読みたかったので、小説が読めて嬉しかったです。
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- 和書
- 殺してしまえば判らない