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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
35
レンタル。武の天下人秀吉に抵抗し、我が道を通し続けることで、死を選んだ千利休。茶聖として永遠の天下人になった。 2019/10/15
南北
34
秀吉は利休に切腹を命じ、その介錯を古田織部に命じる。最後の「師弟対決」は利休が古田織部を笑わせ、織部に自分の本性を忘れるなと言い残して終わる。利休の死後、筆頭茶頭になった古田織部は朝鮮窯の情報を入手し、「瀬戸物」を増産しようと画策する。前半は利休の切腹までの緊迫した状況を描きながら、後半は一転して、朝鮮の使者にドリアンを出したり、ヨン様風の朝鮮の王子を登場させたりするなど楽しい描写に魅せられた。2025/07/10
眠る山猫屋
27
利休によるクーデターの挫折、業深き男のけじめのつけ方が泣かせます。秀吉と利休、織部、そして信長。家康や三成。それぞれの理想や野望が、願ったところにはたどり着かない。それでも利休は最後に小さな暖かい希望を古田織部に見出だした。互いが理解しあえていた。惜別の9巻。2016/05/22
ぐうぐう
22
「さあ 秀吉が犬よ 用意された場では面白うない 床で腹切る故 役目を果たして餌にありつけ」。利休死す。戦国の世の、刺しつ刺されつの非情が、利休と織部、この師弟に究極の場を設けさせる。「わび」と「へうげ」の邂逅は、笑いと涙の激突を経て、ひとつの芸術空間と化す。2009/07/25
寺
21
未読かと思いきや、連載時に読んだものだった。しかし再読しても面白い。千利休の最期。強烈である。そして秀吉や三成の孤独。登場する人物達のキャラが立っている。戦国ものというよりも安土桃山ものと言う方が相応しい。創作した異説や笑いを塗しながらも、絵柄のせいもあって重厚な歴史娯楽だなぁ。2013/09/11




