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出版社内容情報
かをりの頼みでコンクールに出場することになった公生。音が聴こえなくなるというハンデを抱えながら、如何なる音楽を奏でるのか?
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。灰色の日常をおくる彼は、ある日一人の少女と出逢う。
少女の名は宮園かをり。傍若無人、暴力上等、しかし個性豊かなヴァイオリニストである彼女に公生は魅せられていく。
ピアノを弾いてると音が聴こえなくなるという苦しみを抱える少年は、パワフルで自由な少女と出逢うことで、少しずつ前に進み始める――
マンガ大賞2012ノミネート! 今、最も注目の青春ラブストーリー!!!
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。灰色の日常をおくる彼は、ある日一人の少女と出逢う。少女の名は宮園かをり。傍若無人、暴力上等、しかし個性豊かなヴァイオリニストである彼女に公生は魅せられていく。 かをりの伴奏という形で音楽の世界に帰ってきた公生。次の舞台は毎報音楽コンクール。ピアノと向き合う公生の日々が始まる!!
【著者紹介】
新川直司 2008年『冷たい校舎の時は止まる』(原作/辻村深月 全4巻)でデビュー。
著作に『さよならフットボール』全2巻、『四月は君の嘘』1巻~(月刊少年マガジンで連載中)がある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優愛
127
私達に私はいない――椿から見たらまるで別世界で輝く二人に、手を伸ばす手段がない。だって演奏家って括られた中にだって椿はいないから。理解し合えない関係が今になってどうしようもなく辛い。いつの間にか一番傍にいるかをりが公生に言った「君はどうせ君だよ」懸命に作り上げた個性だって全て、結局は君自身だ。勝手なことばかり言ってまたこの場所へ連れてきてしまった、たくさんのごめんの言葉が透けて見える様でかをりの言葉全部がいつもどこか切なく感じてしまう。だからこそ公生のありがとうはかをりの心に響くはずだ、きっと。2014/12/19
抹茶モナカ
113
公生はコンクール出場を目標に、ピアノの再び向かう。先輩と交際をしていた椿は、自分の公生への思いに気付き、揺れる。ピアノの表舞台から消える前の公生を知る相座がコンクールに現れ、演奏を通して公生に問いかける。2014/11/02
masa@レビューお休み中
96
あぁ、動き出すんだな。かをりが現れたことで、公生が変わり、公生が変わることで友人である椿も、亮太も変わっていく。友人であるからこそ影響されるし、動揺もする。今までは椿と亮太が公生を心配する、見守る側にいたのが、どこかその力関係が変わっていくような気がする。それもバランスなのかなぁ。3人の関係が、かをりが現れて4人になったことでバランスが取れなくなってきているとも言えるのかな。公生はピアノコンクール、椿はソフトボールの地区総体、亮太はサッカーの地区総体。それぞれの成果をつけるために全力を尽くしていく。2018/05/17
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
70
ヴァイオリニスト、ピアニストを目指す方にはこちら!!(≧▽≦)2019/12/26
wata
67
「君はどうせ君なんだよ」どうやったってそうだよね…そう思います。お母さんからの呪縛を解くことが出来れば良いんだけど。2015/05/28