- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 講談社 月刊マガジンKC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優愛
126
サラサーテに捧げられたサン=サーンス序奏とロンド・カプリチオーソ――「顔を上げて私を見て」何とかステージに立つも音が聴こえなくなってしまう公生。かをりの演奏を思い、途中で手を止めるとかをりも演奏を止めてしまう。責めるのではなくアゲインとたった一言で背中を押すのがかをりらしい。まるで殴り合いの二人の演奏には息を飲む。もう一度見たい二人がいる、だから病気ではないことを祈ります。ほんの小さな星の明りを頼りに進むことが今はまだ困難だけどきっと変われる日はもうすぐ。懸命に過ごす毎日は青春という彼らの幻想曲。2014/12/13
抹茶モナカ
125
コンクールでの演奏直後に倒れたかをり。体について、本人は何かを感じていた。椿は憧れの先輩に告白されるが、ときめかない。公生は、自分が演奏家であることを自覚する。14歳の物語。2014/11/02
masa@レビューお休み中
98
ヴァイオリニストの宮園かをりが現れたことで、公生の人生はガラリと変わる。ピアノを触れることも拒否していたのに、かをりの伴奏者として表舞台に立たされる。当日まで逃げていた公生も、彼女の熱意に打たれて出場することになる。不安と恐怖とが入り混じった中でコンクールが始まる。マンガだから音が聴こえないのに、音が聴こえるかのように鬼気迫る感じが伝わってくる。演奏者として音が聴こえなくなることは致命的なこと。それをどう乗り越えていくのか。これから先の展開が楽しみだ。2018/05/12
みい
79
二人の演奏に魅了される!「私忘れない。死んでも忘れない。ありがとう」といったかをりちゃん。すごくジーンときた!かをりちゃん何かあるのかなー。2015/06/11
exsoy
79
音楽には譜面はいらない?2015/03/10