出版社内容情報
太平洋戦争のただ中にきてしまった海上自衛隊所属艦「みらい」。一隻の最新鋭イージス艦が、歴史を変える!
マンハッタン計画について紛糾する閣議のさなか、ホワイトハウスにもたらされた一通の電文――アメリカはついに草加の意志と原爆の存在を知ることとなり、見過ごすことのできない情報を前に合衆国大統領ルーズベルトは大きな決断を迫られる!その頃、夜明けのマリアナでは「大和」乗員2千800名の退艦が完了。自分に賛同する300名の将兵と共に「大和」の残った草加の計画は、最終局面を迎えようとしていた。
【著者紹介】
かわぐちかいじ
1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
06年には『太陽の黙示録』で第51回小学館漫画賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞も受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
5
漫画。アメリカ・・・嫌いになるわ。角松たちが一生懸命にやってることに、意味はあるんだろうか。いよいよ草加との勝負です!2013/04/14
JACK
4
◎ ナチス・ドイツより先に原子爆弾を開発するため米国はマンハッタン計画を進めていた。そこへ、日本が既に原子爆弾を入手しているとの報せが届く。最初の一発は米国のものでなくてはならない。下手に攻撃して起爆されれば米国の艦隊への打撃は大きい。核兵器の有用性が他国に知られれば、次の一発が存在する可能性が出てくる。米国大統領はどう動くのか。2013/04/19