出版社内容情報
南国の「遺跡島」のホテルでテロ事件発生。金田一少年と美雪は人質とされてしまう。小説版「金田一少年」最大長編登場!
テロリストを操る姿なき悪魔“キング・シーサー”の目的とは? 南海の楽園で恐怖は始まった…。明智警視も小説版「金田一少年」に初登場。
【著者紹介】
週刊少年マガジン連載の『金田一少年の事件簿』『探偵学園Q』の原作を担当。小説版「金田一少年の事件簿』シリーズも執筆。他の著書に『陽の鳥』『東京ゲンジ物語』などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
レモン
33
映画を前提に書かれたシリーズ上1番スケールの大きい作品。映画版、アニメ版、小説版すべて犯人が違うらしい。ボリュームの割にさらっと読めるが、分厚すぎるので変に1冊にこだわらず上下巻にしてほしかった。明智さんが単独捜査し過ぎてて笑う。テロリストを意のままに操り、イレギュラーな事態にも瞬時に対応、さらにアリバイトリックまで仕掛けてしまう頭の良い犯人だったが、そこまでできるなら1人でやった方が効率が良かったのに。子どもの頃に読んでいたら、ハラハラドキドキして堪らなかっただろうな。2025/01/17
coco夏ko10角
19
アニメと小説で大分違うらしく、昔アニメで観た自分もまた楽しめた。金田一たち、いつも以上に危険な目に。犯人がポケットに被害者のあれを…が特に印象的。2017/10/26
あじむ
5
上下本の合本ということもあり、700頁近くある読み応えのある作品。 テロリストとの対峙がメインに描かれているため、緊張感がありました。テロリストたちを金田一らしい機転で翻弄していく様は、流石金田一だなと剣持警部と同じ気持ちになりました。 ただ、後半のミステリー要素はとってつけた感があり、薄味な感じです。このトリックを文章だけで表現されても、伏線があったとしてもイマイチピンとこなかったです。 ミステリーとしては物足りなさがありましたが、映画原作として書かれたとのことなので、派手さがあって面白かったです。2025/12/05
桜歌
5
2013年最後。2冊分のボリュームでしたが、一気に読んでしまいました。小龍も明智さんも凄い。はじめと小龍の普通の友達とは違う、さらりと本音が言えちゃうような関係はいいなぁと思います。ディープブルーのお祈りに隠された作者の遊び心についてはあっさり解ってしまったのですが…ほんとにお手紙出したら何かくれるのかな(笑)2013/12/31
みるくたると
5
☆4 分厚くて重かった(笑)でも面白かった。2013/05/17




