出版社内容情報
太平洋戦争のただ中にきてしまった海上自衛隊所属艦「みらい」。一隻の最新鋭イージス艦が、歴史を変える!
津田はヒトラーと謁見すべく空母「グラーフ・ツェペリン」に乗り込むが、謁見は反ヒトラー派をあぶりだすための罠だった。それにより津田と共謀していた将校・シュタイナーは重傷を負ってしまう。死期を悟ったシュタイナーは津田にすべてを託し、国家秘密警察の追及を逃れるため、自らの殺害を依頼する。同時期に草加もスイスを経由してドイツへ入国、その目的は原爆を完成させるために必要な「ウラニウム235」だった。
【著者紹介】
かわぐちかいじ
1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
06年には『太陽の黙示録』で第51回小学館漫画賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞も受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
4
☆草加の命により、ヒトラー暗殺を企てる組織に協力する事になった津田大尉。身分を偽ってドイツへ渡り、ある事件をきっかけにヒトラーに会うチャンスを得るが、彼は目的を達成する事が出来るのか。そして、同じくドイツへ渡っていた草加のもう一つの目的とは何か…。スリリングな展開で先が読めなくなってきました。2012/10/25
かおりんご
3
今回もおもしろかった。いったい草加さんが企む未来の日本とは、どんなものなのでしょう?明日の観艦式が、楽しみになってきました。( ´艸`)ムフフ2012/10/13