出版社内容情報
はやみねかおるの「夢水清志郎シリーズ」を、箸井地図が星海社COMICSより続々と漫画化!
「私のマジックはまだはじまったばかりだ。あと四人の人間をこの遊園地から消してみせよう!」夏休みの遊園地で行われたマジックショーの最中、謎の人物“伯爵”の手によって一人の少女が“消失”する。警察と、亜衣(あい)・真衣(まい)・美衣(みい)の3姉妹の厳重な警護をくぐり抜け、次々と子供たちが消えていく謎(ミステリ)を、あなたは“教授”こと名探偵・夢水清志郎(ゆめみずきよしろう)よりさきに解くことができるか――。
箸井地図×はやみねかおるの黄金コンビが贈る“名探偵・夢水清志郎シリーズ”第1弾!
【著者紹介】
三重県生まれ。小学校の教師をしていた1990年、『怪盗道化師(かいとうぴえろ)』で第30回講談社児童文学新人賞に入選。その後、作家に。代表作は『バイバイ スクール―学校の七不思議事件』、「夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズなど。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
12
はやみねかおるをこの様な形で初読することとなった。原作は「名探偵・夢水清志郎シリーズ」。ど直球のミステリである。まず何もひねくれていないミステリを読むのが久しぶりで、逆に言うとひねくれたミステリばかり読んでいたので、辻褄が合ってて矛盾が無いもう完璧な、全てが腑に落ちて終わると言う読書体験が心地良かった。そして何よりもスッキリした。作品内で全てが明かされるって言うのが良いんだろうな、こう言うのって。でも個人的にはやはりひねくれている方が好きだなあと思った。真っ当じゃなくて良い。続きは購入済みなので読むけど!2014/12/01
十六夜(いざよい)
9
原作と少女コミック版は読了済み。内容を知っていても楽しく読めたので、良かったという事なんだろう。探偵儀式が暗い作風だったので心配だったが、三姉妹のキャラのお陰か、いい感じの流れでした。2015/03/15
ビスコ
7
昔に買ったもの。未だに「亡霊は夜歩く」を見つけていない。 しっかりと、ミステリとして抑えておくべき伏線は張っており、作品として成り立っている。原作もしっかり再現されているため、満足に読める(村田四郎タッチとはかなり違うけど……オールドファンにはそこが難かな?)。2014/07/07
SHIZ
1
きれいにまとまっている。教授の引っ越しからメインの話までこの厚さで描ききっているのが凄い。トリプルアクセルフリーフォールダブルループコースターの全貌をもう少し描いて欲しかったかな。2012/07/17
中空
1
尺が足りなくて釈然としない部分があるものの、絵がかわいいので許せてしまう。三姉妹かわいすぎでしょう。2012/06/18