内容説明
風に緑のにおいのするイギリスの夏。広い広い農場で、広太は青い目の少年に出会つた。ことばは通じなくても、ふたりはいっしょに山に登り、自転車をのりまわし、わすれられない夏をすごした…。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
42
子供時代には読んでいなかったのですが、還暦過ぎた今読んでも面白くてワクワクしました。言葉が通じなくても気持ちは通じる。馬に親しみ、山登りもして、お城に住むランダル少年との脱失劇にもワクワク。素晴らしい夏休み。12歳だからこその思い出でしょう。山の頂上に行ける列車にも乗ってみたくなりました。2017/09/09
ヒロ@いつも心に太陽を!
20
びっくりした!小学生の時に夏の読書感想文を書いた思いでいっぱいの一冊に20年ぶりに図書館で出会えた!!きっかけはなんといせひでこさん。『ルリユールおじさん』や『まつり』の他に何か蔵書はないかと検索をかけたら、ふいに画面にこの本のタイトルが。「えっ、なぜ?」と思ったところ、なんと挿し絵がいせさんだったのだ(・∀・)!!!うわぁ・・・すごい縁を感じる。そして何より、20年も前の本が今も図書館の児童書コーナーに並んでいて、はじめてこの本を読んだ当時の私と同い年くらい子達が読んでいることに感激!本て素晴らしい!2011/06/11
杏子
19
勤務先で借りて読む。もし私が小学生の頃にこの本を読んでいたら、きっと夢中になって読んだだろう。残念ながらこの本が出た時、すでに成人していたので無理だけど。家族でイギリスに遊びにいって夏を過ごすなんて!山や野を歩き回ったり、乗馬を楽しんだり、古城を訪れたり、それだけでも憧れの的。その上現地の少年と友だちになって、険しい山に登ったり、お城に忍び込んだりとスリルいっぱいの冒険をするのだ。読者も一緒になってハラハラドキドキしながら冒険の旅を楽しめる。かつて小学生だった人たちがこの本を大好き!という気持ちがわかる。2017/09/01
たろさ
12
イギリス行きたいと思い始めて数ヶ月。ロンドンのような中心部も良いが本書に出てくるウェールズも憧れる。意思疎通ができるって大事だなとつくづく思うので英語の勉強頑張ります。2017/04/19
長くつしたのピッピ
10
このおはなしをワクワクしながら読むには、残念ながら年を取りすぎてしまったようだ。外国、古城、言葉が通じないけれど気持ちが分かる新しい友達。自分が小学生だったらきっともっと楽しく読めたと思う。2017/03/20
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