出版社内容情報
初の劇場オリジナル作品『ひるね姫 ?知らないワタシの物語?』が3月18日に公開される、神山健治監督の著書の増補改訂版。神山健治の名著、新生!
企画、脚本、演出、ポスト・プロダクション──。
制作全工程の具体的な解説を通して「映画の正体」に迫る!
神山健治が作品をつくりながら巡らせ続けた思考を記録した単行本に、庵野秀明監督との録り下ろし対談、ダ・ヴィンチ誌で連載されたコラム「映画を生む本棚」、そして現在の心境をつづったあとがきを収録した増補改訂版!
最新作(原作・脚本・監督)
『ひるね姫 ?知らないワタシの物語?』
2017年3月18日全国ロードショー
神山健治の名著、新生! 企画、脚本、演出、ポスト・プロダクション──。制作全工程の具体的な解説を通して「映画の正体」に迫る! 神山健治が作品をつくりながら巡らせ続けた思考を記録した単行本に、庵野秀明監督との録り下ろし対談、ダ・ヴィンチ誌で連載されたコラム「映画を生む本棚」、そして現在の心境をつづったあとがきを収録した増補改訂版!
●はじめに
疑問と答えの連鎖
●企画・脚本──入れ物の開発、構造の構築
相乗りできる「何か」
企画の正体
「脚本の体」を成すための要因
「構造」を獲得する
「誤解」がもたらす構造
●演出──イメージを具現化する試み
演出の方向性は制作状況によって決められる!
制作状況との戦い
制作状況に勝利した場合の戦利品
同化効果あるいは異化効果を狙う
その“気分”を誰かに届けるために
誰がための映画か?
経験がモノをいう世界
●ポスト・プロダクション──最後の最後で作品を救う方法
アクティヴ演出の最終局面
編集の妙味とは?
音楽に救われろ!
諸刃の剣
効果音の妙味
演出耳と技術耳
●実写とアニメの差異──『Dandelion 学食のマブ』より
脚本と実尺の関係
画コンテのこと、カット割りのこと
描く=カメラに写す
光と影
色彩設計
同時録音とアフター・レコーディング
●映画は撮れたのか?──映画の正体に関する6つの考察
映画監督とは……
画を映すと物が語るという芸術
ストーリーを超えろ!
時間を真空パックする
独裁者たれ!
欠落の獲得
●総括として
作家性なるモノ、それを成す究極の構造
<補講>
企画編
脚本編
演出編
ポスト・プロダクション編
映画監督とは?編
<映画を生む本棚>
『番犬は庭を守る』岩井俊二
『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』東 浩紀
『ジェノサイド』高野和明
『ドライヴ』ジェイムズ・サリス
『ノーライフキング』いとうせいこう
『回転木馬のデッド・ヒート』村上春樹
『宝島』スティーヴンスン
<特別対談>
庵野秀明×神山健治
ディレクターズ・カット版あとがき
神山 健治[カミヤマ ケンジ]
1966年、埼玉県生まれ。アニメーション監督、脚本家。株式会社クラフター代表取締役 共同CEO。背景美術スタッフとしてキャリアを開始。2002年、『ミニパト』で監督デビュー。代表作に『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズ、『精霊の守り人』『東のエデン』などがある。2017年3月、初の劇場オリジナル作品『ひるね姫 ?知らないワタシの物語?』が公開。
内容説明
企画、脚本、演出、ポスト・プロダクション―。制作全工程の具体的な解説を通して「映画の正体」に迫る!神山健治が作品をつくりながら巡らせ続けた思考を記録した単行本に、庵野秀明監督との録り下ろし対談、ダ・ヴィンチ誌で連載されたコラム「映画を生む本棚」、そして現在の心境をつづったあとがきを収録した増補改訂版!
目次
企画・脚本―入れ物の開発、構造の構築
演出―イメージを具現化する試み
ポスト・プロダクション―最後の最後で作品を救う方法
実写とアニメの差異―『Dandelion学食のマブ』より
映画は撮れたのか?―映画の正体に関する6つの考察
総括として
補講
映画を生む本棚
特別対談 庵野秀明×神山健治
著者等紹介
神山健治[カミヤマケンジ]
1966年、埼玉県生まれ。アニメーション監督、脚本家。株式会社クラフター代表取締役共同CEO。背景美術スタッフとしてキャリアを開始。2002年、『ミニパト』で監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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