出版社内容情報
北の国からやってきたMr.ライオン。彼は亡き妻の夢だったバーを今日も営業。彼の元には様々な客がやってくる。
スコットランド人のライオン。彼は、亡き妻、恵子の夢だったバーを開くため、単身日本にやってきた。日本語をほとんどしゃべれないライオンの店で、今日も様々なドラマが生まれる。
【著者紹介】
1945年神戸市生まれ。北九州市小倉育ち、早稲田大学法学部卒業後、サラリーマン生活を送りながら漫画の制作を始める。1974年「ビッグコミック」(小学館)の第13回ビッグコミック賞入選を皮切りに1983年より代表作『ハートカクテル』(モーニングKC・講談社)、日本の美しい風物の中で暮らす夫婦の愛の物語『菜』(モーニングKC・講談社)など、大人のラブストーリーを描き続けている。また官公庁広報用ポスターおよび企業広告用イラストを数多く制作し、イラストレーターとしても国内外において展覧会を開催し講評を博している。
わたせせいぞう公式サイト「APPLE FARM」
http://www.apple-farm.co.jp/
著者のプライベートサイト「SEIZO STATION」ではブログも公開されています。
http://seizo-watase.com/hpgen/HPB/index.html
内容説明
わたせせいぞう最新作。オールカラーで描く理想のスコッチ・バー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyantamaru
1
このシリーズは大好き。金欠のなか1400円でもこれなら買ってしまう。悲しい一筋の愛を貫くライオンの姿が何とも言えない。2巻になって常連客が出てきたり、けいこの家族も出てきてより深みが増す。ウイスキーが飲みたくなる。2013/05/13
岡嶋 俊
0
わたせ先生の上質な世界観をたっぷり味わえる。目の保養にぴったり。2013/10/07
mud-u
0
これよむとウイスキー飲みたくなるよ。2013/03/31
もりちゃん
0
1巻に続いていっきに。失った人に思いをはせながら、表情をほとんど変えずに生きていくライオンとその周りの人たち。普遍的なテーマでも、あいかわらずのわたせせいぞう独特のカラーで、心しみるストーリーになった。2012/10/11