ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日

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ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日

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  • サイズ B40判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784063647938
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

『あしたのジョー』連載第一回の昭和42年12月15日から最終回掲載号の昭和48年4月20日まで1954日の記録。

目次

昭和42年
昭和43年
昭和44年
昭和45年
昭和46年
昭和47年
昭和48年
ちばてつや先生 特別インタビュー

著者等紹介

ちばてつや[チバテツヤ]
本名:千葉徹弥。1939年1月11日東京築地に生まれる。1956年5月25日単行本作品を描き上げ、神田の日昭館に買い上げられ、プロとしてデビュー。1962年8月『1・2・3と4・5・ロク』で、第3回講談社児童まんが賞を受賞。1976年『おれは鉄兵』で、第7回講談社出版文化賞(児童まんが部門)を受賞。1977年『のたり松太郎』で第6回日本漫画家協会賞、特別賞を受賞。1978年3月3日『のたり松太郎』で第23回小学館漫画賞を受賞

豊福きこう[トヨフクキコウ]
本名:豊福貴孝。1963年3月15日、熊本県八代市生まれ。1992年、「水原勇気0勝3敗11S」(情報センター出版局)でマンガ・データ主義を宣言しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ロマンチッカーnao

25
あしたのジョーのラストは漫画史というか、日本の文化という大きなカテゴリーで捉えても歴史に残るものですよね。あの真っ白になったジョーのコーナーポストの椅子に座って目をつむっている絵。連載が開始されたのが僕の生まれる前だったとは知りませんでした。アニメでも、単行本でも何度も見ているので、もっと身近に感じていました。僕も、あんなふうに真っ白になるまで生ききるんだと心に誓った記憶何度もあります。ちばさんは、ジョーの日常を描くように日記を書いているようにかいていたのですね。その間に何度も燃え尽きかけた。壮絶です。2019/12/05

ぐうぐう

7
『あしたのジョー』が、未だ伝説の漫画として語り継がれていく作品となったのは、ちばてつやと梶原一騎という、まるで作風も性格も違う作家ががぶりよつとなって、まさしく格闘しながら生み出したからだということが、本書を読むと改めて実感させられる。一部で言われていた、水と油といった関係ではなく、ちばの発言からは、いい漫画を作り上げようという目的に向かって、真摯に意見を交換し合う両者の姿が見えてくる。(つづく)2010/01/18

jinger_aler

5
理想とする『あしたのジョー』が原作者と異なるなかで、これほどまでに素晴らしい作品が出来るのは、本人達の努力は勿論、運命のようなモノを感じざるを得ない。またラストに近づくに連れ、ちばてつやのアイディアが主になっていることも、この本ならではの貴重な話だと思った。「ジョーと自身を重ねて描いていた」ということを念頭に置いて、もう一度作品を読み返したいと思う。2014/06/16

iregyura-

4
全巻読み直した気になる本だった。たくさんの興味深いエピソードがあったけど、力石の葬式に参列する前の話が世間との温度差をよく表していて面白いなと思ってしまった。面白いといえば当時のタイアップのイラストなんかも良いですね!富士フィルムが個人的にはお気に入りです。2012/04/15

刷子筆男

4
豊福きこう久々のイイ仕事。時系列で「ジョー」連載時、30代前半のちばてつや発言を洗った気の遠くなる作業による一級の記録。梶原と、編集者と、はたまた世間と渡り合いながら、どうやってあの奇跡的な作品が生まれたのか、よく解る。2011/08/24

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