内容説明
２００Ｘ年８月、静岡県西部に発生したマグニチュード８強の地震は、県全域に多大な被害をもたらした。そんな中、ＦＢＩ特命捜査官の滝二郎は、富士山麓の崩落現場を訪れていた。３０年前、滝は“仮面ライダー”とともに、この地で悪の秘密結社『ショッカー』と死闘を繰り広げたのだ。かつてショッカー大要塞があった富士山腹を探索する滝が見たのは、無残に首を切り落とされた自衛隊員たちの死体と記憶を失い彷徨う、門脇純と名乗る不思議な少年だった…。鬼才・石ノ森章太郎原作の幻の『仮面ライダー』、ここに誕生。
著者等紹介
早瀬マサト［ハヤセマサト］
１９６５年、愛知県名古屋市出身。８９年、作画アシスタントとして石森プロ入社
紺野直幸［コンノナオユキ］
１９７１年７月２２日生まれ。東京出身。専門学校卒業後、アニメーションの世界に入る。代表作はキャラクターデザインと作画監督を手がけた「人造人間キカイダーＴＨＥ ＡＮＩＭＡＴＩＯＮ」「サイボーグ００９」など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ダケちゃん
8
再読小説仮面ライダー！今回はオリジナル作品の仮面ライダーEVE！ かなり前に読んだので新鮮な気持ちで読めた✨石ノ森先生の漫画版仮面ライダーをスタートにしているので滝さんは二郎だし、立花藤兵衛は本郷の執事！気になるとこで終わった漫画版の続きと言う感じでワクワクする！ しかしながらV3以降の歴史はあんま変わらないんやな😅 物語的には昭和ライダー作品によくある展開ので一話完結で次々に怪人出てくるのは👍 身体の中に埋め込まれた石とか上巻ラストにそっくりなキャラ出てくる展開は仮面ライダーBLACK意識かな🤔2021/12/29
アルカリオン
8
ずっと気にはなりつつ、3年10か月の積読期間を経て読了。EVEと「異聞」を掛け言葉にしているのは面白い▼『仮面ライダーSPIRITS』が仮面ライダースーパー１までのTVシリーズの後日譚として、現在を舞台にして描かれているのに対して、本作は石ノ森章太郎による原作漫画の後日譚として、現在を舞台にして描かれている▼文章はややぎこちないし『SPIRITS』のような感動もないが、ライダー好きとしては外せない一冊ではあろう。2020/03/14
