夢みる部屋

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  • サイズ A5判/ページ数 688p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845918294
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

本書は、比類なきビジョンを追求し続けてきたデイヴィッド・リンチの、映画、アート、音楽その他さまざまな「創作人生」にせまる、伝記+回想録の決定版である。共著者のクリスティン・マッケナによる評伝のセクションは、元妻、家族、友人、俳優、代理人、そして映画制作の多様な分野で協働する同僚たち、総勢100人以上の登場人物からの率直なインタビューによって、パーソナルな「人間・リンチ」を浮き彫りにする。リンチ自身の回想のセクションは叙情的で親密、そして赤裸々で幻惑的な―過激なユーモアももちろん忘れない―、なんとも不思議な自分史であり、リンチならではのクリエイティブな感性と創作哲学が余すところなく語られる。最も謎に包まれた、最も独創的な一人の表現者の人生と心の中にアクセスする、すべてのリンチ信者必読の歴史的な一冊。

目次

アメリカの田舎暮らし
アート人生
死の袋がにっこり
スパイク
若きアメリカ人
幻惑されて
ちょっと変わった郊外ロマンス
ビニールに包まれ
地獄で見つける愛
上り調子から転落へ
真っ暗のお隣
白い稲妻と女の子のショット
何かの一切れ
ハッピーエンドの中のハッピーエンド
スタジオにて
私の丸太が黄金に

著者等紹介

リンチ,デイヴィッド[リンチ,デイヴィッド] [Lynch,David]
1977年に初監督作『イレイザーヘッド』を発表し、国際映画界の第一線に躍り出る。その後、『エレファント・マン』と『ブルーベルベット』で二度のアカデミー賞最優秀監督賞ノミネート、『ワイルド・アット・ハート』では第43回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞、1990年には革新的テレビシリーズ『ツイン・ピークス』で全米を席巻し、驚異的な幅広さとウィットに富むアーティストとしての地位を確立

マッケナ,クリスティン[マッケナ,クリスティン] [McKenna,Kristine]
1976年から1998年まで『ロサンゼルス・タイムズ』に寄稿し、その他『アートフォーラム』『ニューヨーク・タイムズ』『ARTnews』『ヴァニティフェア』『ワシントン・ポスト』『ローリング・ストーン』など、多くの媒体で広く執筆活動をする評論家、ジャーナリスト

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
開発援助コンサルタント、評論家、翻訳家。科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

33
デイヴィッド・リンチの自伝は、リンチの映画がユニークであるのと同じように、かなり奇妙な構造を持つ。まず、クリスティン・マッケナによる関係者への取材を経た伝記パートがあり、それにリンチがツッコミをしつつ補完する自伝パートがあって、それが交互に繰り返されるのだ。言わば、自伝という主観に伝記という客観を導入することで、自分史をより誠実なものにしようとする意図と、主観と客観からの証言の矛盾を楽しみつつ、読者を翻弄する目的もあるのかもしれない。(つづく)2020/12/02

vaudou

10
最も知られた顔は映画作家だが、デイヴィッド・リンチは創造する手段に縛られない芸術家である。たまさかキャリアのスタートが短編映画だっただけであって、写真、絵画、ドローイング、作曲。彼の創作は多岐にわたっている。本書でわかるのは断片にすぎない。客観的な記述(クリスティン・マッケナの取材)と主観的な追想(リンチ本人の記憶)が行ったり来たりする本書を形作るものはリンチ作品に関わった人々の驚きと喜び、それと風変わりな出来事からなる挿話である。その中心には恐ろしく「人たらし」なリンチの姿が浮かび上がってくるのだった。2021/01/10

ますりん

6
デイヴィッド・リンチの自伝。本の著者が入念に集めた様々な関係者からのインタビューと、本人とのインタビューとが、時代ごとに当時の写真を挟みながら短編小説のように交互に綴られる。幼年・少年時代は退屈で一向に頁が進まなかったけど、「イレイザーヘッド」あたりから俄然面白くなってもう止まらない。リンチとローラ・ダーンの間にある深い信頼とか、ナオミ・ワッツはリンチと関わるまではまさに「マルホランド・ドライブ」のベティそのままの人生で、この作品で世に出れたことの強いリンチへの感謝とか、あたりがとても印象深い。2021/03/27

£‥±±

4
分厚い伝記〜自伝だが面白く一気に読了。  リンチの半生を幾つかの時代、主に大きな区切りとなる作品毎に分け、それぞれに通常の伝記作家による項とリンチがインタビューに答える座談形式を交互に掲載する構成。  リンチのインタビュー部分は誠実で魅力的ながらよく見ると地面から数センチ浮いている様な不思議な人柄が伺えて楽しい。伝記部分は取材を受けた関係者の多くがリンチの信奉者であり、個人的にはタランティーノやイーバートの様な批判的な論評ももう少し多く読みたかった。  彼の作品も観たくなる本。2020/12/03

るぅ姉

2
これだけの厚みの自伝を読み切ったところで、リンチの頭の中が理解できたとは到底思えない、底知れぬ魅力を持った人物の底がさらに深くなりました。 人との信頼関係が自然と築かれているようなエピソードが多く、やっぱ魅力のある人は違うなぁなどと思ったり。 リンチの作品を時系列順に見直そう。2023/02/16

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