少年マガジンＫＣ 魔法先生ネギま！ 〈１７〉

赤松健

講談社（2007/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 18cm
• 商品コード 9784063637748
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サイバーパンツ]

正しくあることの不可能性を悟ったネギは、自分たちの日常を守りたいというエゴのために悪を行うことで、そしてその悪を一人で抱え込まず、みんなで背負うことで、チャオと戦う決意を固める。15巻エヴァの「一歩を踏み出した者が 無傷でいられると思うなよ? キレイであろうとするな 他者を傷つけ 自らも傷つき 泥にまみれても 尚 前へと進む者であれ」という言を受け、守りたいもののために汚し汚れることのできるようになったネギは、ここに来て初めて自分と仲間のために戦えるようになったと言えるだろう。

2017/12/17

[524]

☆8→　いよいよ超とのバトルもクライマックス。しかしせっかく3-Aの一員として登場した以上、完全な悪役で終わらせずに、事件が終わったらみんなと一緒に笑顔になってもらいたいと思う。【お気に入りキャラ：ネギ】

2018/11/20

[ピク]

ネギ一味VSチャオ一味最終決戦．延々とド迫力バトル＆伏線回収しまくり凄い．　／　虚淵玄→鬱グロ展開の果てに「お前の正義は悪だったのだ！」「ぜ、絶望・・・ええい神になって世界を変えてやる！」　　赤松健→お色気お祭りコメディの果てに「自分が正しいと思いこんではもう一歩も進めない．僕は、僕にできる悪を行います！」「そう、そしてその悪は、きっとみんなで背負うべきものなのです．一人で背負いこんではいけません」　この差．テイストの差じゃないよ、ただ前者が浅いんだよ！

2013/10/27

[HK]

超鈴音編クライマックス。思想戦の様相を呈する超vsネギ戦。夕映との対話で、自分のすることはエゴを力で通すことに過ぎないと相対化することで、逆に闘う決意を固めるのは割と珍しい。表裏になる日常の大切さを闘う理由として強調する物語が多い印象なので、本作はなかなかにストイック。

2013/02/06

[yamon]

超編も大詰め。ようやくネギまも面白くなって来たかもという辺り。良い所で終わらせてるし、上手いよなあ。

2009/09/26