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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
58
”力よ いまは力の世なのじゃ”。歴史ものというと、源平、南北朝、三英傑、維新、世界大戦。描かれるのはこのくらいのものだろう。それらを少しでも外れると描かれることは極端に少ない。その点、この作品は今川義元を従来のイメージを残しつつ戦国大名として生き抜くしたたかなカリスマとして見事に描いている。その姿は主人公よりもラスボスのほうがよく似合う妖しい魅力をたたえている。割拠する人材を手玉にとり、織田信秀を相手に鬼手と禁手で騙し合う戦いは、戦国後期とは違った迫力を持つ。桶狭間の運命に今川義元がどう臨むのか楽しみ。2014/01/03
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
25
絵が苦手。2018/03/05
exsoy
24
今川って桶狭間で滅んだくらいしか覚えてない…大大名なんだよなー。なんでこんな貴族でボンボンで麻呂で蹴鞠ポーンなイメージなんだろう…2013/01/02
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
22
信長秀吉伝では桶狭間で死ぬだけの今川義元が主人公の漫画とは!。リアルな劇画タッチで描いただけではなく、史料や研究成果を駆使した内容に舌を巻いた。義元を史上初の゛真゛戦国大名と位置付ける1巻。領国経営の事もきちんと漫画にしてある。戦国時代の実際を極力再現しようとしてあり、それが知的好奇心を満たしてくれて面白い。絵は微妙にデッサンがおかしくて癖が強い。それがまた味。良い。2013/05/23
み
11
今川義元のイメージががらりと変わる漫画。桶狭間でこてんぱにやられた、みたいなことを学校教育で学んだので弱々しい印象しかなかったのだけど、この今川義元は策士で先をよく見据えていてなんで負けたのかわからないほどに賢しい。どう展開していくのか楽しみ。2017/01/06