感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むーむーさん
3
面白かったがのっけから主人公の盟友が退場していったのは惜しい感じがしたがそれが戦争なのだろうなと。2015/08/13
みか
1
「南京路に花吹雪」の続きがやっと読めました。懐かしい人たちの登場に喜び、退場に泣く。2016/07/21
小町
0
白泉社文庫『南京路に花吹雪』の続編。で、ありながら出版社が違う。これだけでは面白さが半減すると思う。 でもって、恨むべきかな、講談社文庫2巻の初版では、クライマックスのモノローグが一部印刷ミスで抜けております。 森川久美のHP「ドルチェでいこう」→http://www1.linkclub.or.jp/~mya/ books/koudansha/owabi/owabi.htmで補足して読みましょう。 角川版の後書を読むと、この後の話も考えていたようです。 読みたかった…!2006/12/15
Posh
0
森川久美先生は絵もストーリーも大好きです。西洋史専攻で美術オタクの自分には一番ハマる漫画家で全ての作品を所蔵。この作品も名作が多いプチフラワーコミックスです。「蘇州夜曲」から始まる本郷シリーズは黄子満がガンダムのシャーのように1番人気なので彼が登場しないこの作品はコアなファン向けです。「南京路」から5年後の終戦前夜の上海でのサスペンスですが再会したツンデレとの恋愛作品でもあります。登場人物には感情移入できるし当時の雰囲気も味わえる。戦争の無意味さと洗脳されない大切さを教えてくれる叙情的な隠れた名作です。2024/09/04