感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
31
漫画。読み友さんの感想を読んで、手にしました。ラバウルの話と沖縄戦の話の2本が収録されています。比嘉さんの話は、以前本で読んだことがあったけれど、漫画になるとさらに切ないですね。ホロホロ泣いてしまいました。この本は、小学校の図書室にあってもいいなと思いました。シリーズもののようなので、他のも借りてきます。2016/10/16
すぱちゃん
8
実話。最初の記憶は沖縄戦。沖縄で育った日系二世がハワイに渡り、その後米兵の一員として沖縄戦に参加した、比嘉武二郎氏の記憶。沖縄戦末期、ガマに逃げ込み、投降に応じようとしない住民たちにウチナーグチで呼び掛ける。ヌチドゥタカラ! 次の記憶は戦争記録画家滝口岩夫氏の記憶。子供の頃から絵を描くことが何より好きだった岩夫さん。招集され中国を経て南方ラバウルへ。捕虜メベリーとのあいだに友情が芽生える。そのメベリーとの男の約束、生き残ったら二度と戦争が起きないように力を尽くそう!約束を守る為戦争記録画を描き続ける。感涙2020/01/03
更紗蝦
6
沖縄戦とラバウル戦の二つの話が収録されています。女・子供・老人を含めた一般市民を犠牲にすることを前提とした持久作戦。飢えと暑さと病に苦しみながらジャングルを抜けた先に待っていた白骨街道…。あまりのむごさに言葉が出ません。2014/08/15
みひみひ
3
読みやすくて一気に読みました。普通の戦争漫画とはちょっと違う視点から書かれていて、ゼヒ子供に見せたいなと思いました。2012/08/01