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出版社内容情報
美醜に翻弄される哀しき女の物語、最新刊!! その手を朱く染め、累は誰も届かぬ高みを目指す。そして、その果てに何が待つのか?
他者の顔を奪う口紅。その力と、美しき顔を持つ妹・野菊の協力を得て、累はかつて夢見た、女優としての高みに立とうとしていた。しかし、累の思いとは裏腹に、野菊は累の破滅を画策する。母を不幸のどん底に落とした者の娘。その事実が、野菊の暗き復讐心を燃えたぎらせる。果たして累は母を超え、まばゆき光を手にするのか、それとも奈落へと落ちるのか。すべてが終わる幕が上がる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
48
累の演技力は益々向上するものの役に心も持っていかれそう(・・;)雨野さんがニナのことをまだ覚えててくれたのが嬉しい。そろそろ終盤?復讐は上手くいくかなぁ…2016/09/30
nyaoko
48
表紙と言い、マクベスと言う題材と言い、野菊の策略と言い、今までで一番怖い。かさねと野菊、この2人の最後はどうなるのか全くこの漫画は予想がつかない!野菊の企みが上手くいくとも思えないし、でも、かさねの女優人生も続くとも思えず…。羽生田の賭けがどうなるのか、それがこの漫画の最大の鍵となるんだろう。ああ〜、夏まで待てない~!2016/06/03
くりり
38
いよいよ終盤、亡霊まくべふあらふ野菊の復讐劇はどこまで続くのか?2016/10/01
絹恵
28
朱色の闇に染め上げられた世界で存在し続けるためには、共に染まっていくか、深みのなかから光を放つ、その関係性を選択する必要がありました。何一つ曝さずに、朱色に囚われながらなおもこの眼光で人の心を魅了するには、覚悟と苦悩が伴うけれど、それは更に自身を推し上げる力になります。こうして高みを目指す、でもそれは何処までも堕ちて行くことでした。2017/08/29
こむしゃん@睡眠第一
28
ゾクゾクする。母の最後の公演「マクベス」。そして、その舞台オファーを受けた累。母の二の舞を踏まないと、強気で演じていたものの・・・怨讐渦巻く運命の輪は回り続ける。野菊は野菊で”復讐”を完遂させようとしていて・・・ドキドキハラハラが止まらない。次が気になる!!2016/05/23
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