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出版社内容情報
行政の指導が老人を苦しめる!? 不正を知りながらも見逃さざるを得ない現実に、ヘルプマンたちはどう立ち向かうのか!?
人はなかなか死ねなくなった。医療の発達と社会の変化により、少子高齢化が進む日本。
100年後には日本の総人口は半減すると予想されている。 国民の4人に1人が高齢者という日本社会では、今後すべての産業で高齢者に配慮した商品・サービス開発が必須になり、あらゆるマーケットで高齢者へのケア的視点が求められる時代が到来する。
綿密な取材をもとに「老人介護」のリアルを描く、唯一無二の介護漫画!!
制度を悪用し、老人たちを搾取、介護放棄する有料老人ホーム「おはなばたけ」に対し、恩田百太郎や神崎仁はついに立ち上がる。しかし味方のはずの県庁は様々な言い訳をつけ動こうとしない。高齢者支援課職員・小池一郎は、上司を、県庁を、動かすことはできるのか――!!10年以上にわたり老人介護の最前線を描きつづけてきた『ヘルプマン!』ついに完結! そして『ヘルプマン!』は2014年末より<週刊朝日>に移籍決定!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
27
介護漫画『ヘルプマン』最終巻。最終巻といってもまたどこかでやるらしい、という噂だ。本巻は「監査編」下巻。疑惑の仕事振りが露呈した有料老人ホーム・おはなばたけにこの漫画全編の主人公である恩田百太郎&神崎仁が潜入。そこで見た酷い実情。怒る二人は前巻で知り合った本編の主人公である県庁職員・小池に伝える。監査をしてほしいと頼む二人、迷う小池。そんな小池を見ている先輩・松平。松平が語る過去。そして会議は変わる。県庁の可能性。そして有料の可能性と危険性。全て無知によるもの。もっと読みたいのに終わり方が残念。2015/03/28
KAZOO
26
このコミックもとりあえず終わりになるようです。このような題材がよく長続きしたと思っています。やはり若い人も関心を持っている人が多いからなのでしょう。それとこのコミックは読んでいても落ち込んでいくことは少なく、人間の根っこにある本来的な善意を結構真正面から取り組んでいることにあるとも感じました。2014/12/05
ちんれん
14
介護福祉士の嫁と知り合って、勉強しようと読み始めた介護漫画がついに完結。15年後には確実に自分の問題になる介護。考えていかんと。雑誌が変わり、引き継がれるらしい。今後更に悪化する話題だけにずっと続いて欲しい。2014/12/07
けい
7
完結?雑誌が移って続くらしいので、よかった。いろいろ考えさせられる。2014/12/08
貧家ピー
7
監査編終了。県民のために働きたくない職員なんて、県庁にはいない、という熱い言葉。ヘルプマンも終了。1巻で介護保険について勉強したことが懐かしい。2014/12/03