- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 イブニングKC
出版社内容情報
戦後、世界の石油利権を独占する欧米石油メジャーにたった一人で挑み、世界中を驚倒させた日本人が実在した――!
戦後、倒産の危機を迎えていた石油販売会社・国岡商店。終戦後、国内には自由にできる石油はなく、会社存続のため乗り出した本業以外の事業も芳しくなかった。進退窮まる中、突如石油を取り扱う事業がGHQから舞い込んだ。事業内容は「旧海軍のタンク底に残っている油を全て浚うこと」。かつて海軍でさえ敬遠した苛酷な作業だが、やり遂げなければ日本へ石油は輸入されなくなる。国岡は不退転の決意でこの難事業に挑む。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
144
しかし面白いけどなんか出来過ぎ感もあるけど、フィクションなのかノンフィクションなのかの境界線て感じだな。2015/12/05
Kikuyo
24
旧海軍のタンクが地下にあったこと、油を浚うという過酷な作業のことなど知らなかったことばかりだ。職追放令という嫌疑、意見書、インフレ、度重なる試練。常に日本の石油産業の未来を見据えた国岡。続きが気になる…!2017/05/07
ひ ろ
14
「旧海軍のタンク底の油を浚うこと。それが出来なければ石油は廻さない!」GHQの嫌がらせとのとれるこの要請を真っ正面から受け止め、「たとえ赤字でも、日本のため」と言い切り事業続行する国岡鐵造。鐵造の思いに全社を挙げて取り組む国岡商店の店員たち。政府と癒着する石統との争いは益々激化してくる。目が離せない。2016/04/24
カラシニコフ
13
タンクの底さらいって、今で言う福島みたいなもんか。 ★★★☆☆2017/06/23
nana
12
レンタル2016/12/30