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出版社内容情報
「妻は殺されたんだ――」 走馬灯の中を巡る夫と妻。楽しい思い出も忘れたい思い出も。
走馬灯の中で 待ち望んだ夫との再会。二人きりで 思い出を巡って、たくさん楽しい話をして、たくさん夢を語りたいのに、夫は時折不審顔 。生きていた時も、死んでからも、私は私なのに 。なんでそんなに恐い顔をしているの。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんやん
13
走馬灯のなかをさまよいながら、決して改変できない過去に次々と立ち会ってゆく二人。しかし、残された時は短い。せつないなぁ。こんな風に一人の人を思い続けるのは、フィクションの世界でのみ可能なんだろうな。お涙頂戴という古い言葉を思い出した、涙、涙のエンディング。 2017/10/15
へな
4
最初から最後まで走馬灯の中のみのお話でしたね。 体が横になっちゃうのがなんとなくコミカルで可笑しい感じだったけど、 あれは意識を失ってから地面に倒れている途中という事だったのか。 最後のほう、山の階段の上に座り、お雛様になって夢が叶ったと言ってるところがすごく可愛かったです。こういうところが野村先生らしい。 段々と寂しくなっていくラストも素晴らしかったですし、 とても良い漫画でした。2014/11/23
にがつ
4
そして下巻も読了。事実をただ淡々と並べると重たい話になるけど、このちょっとした日常的な発言や仕草がファンタジーにしてくれてる気がする。あと野村さんの画風だな~。目が光ってるのなんだったんだろー。鹿もあるけどイノシシとかサルかもしれん。読了後は涙が出た。2014/09/29
chika
1
重い話なのだけど野村さんの画風と緩い雰囲気でそこまで悲惨な感じになってないのが絶妙。2014/11/03
YSHR1980
1
現実の出来事は決して変えられないけど、それでもしあわせな時間は確かにあったのだ。2014/10/17